福敬登のここがいい!

どうもつけものです。
今回のテーマは「福敬登のここがいい!」です。
多角的な視点から福敬登投手のいいところを羅列していきたいなと思います。



1.経歴

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まずは経歴です!
福投手は小学校から野球を始め、小中と軟式でプレーしています。
高校では市立神戸西高校に進学し、1年後輩には巨人の桜井俊貴投手がおり「3年の時に桜井にエースの座を奪われた」と福投手自身が言及しています笑

高校卒業後はJR九州に入社し、最速150キロを記録するなど1年目から活躍します。
仕事面では小倉駅で駅員をしていたらしいです。

2015年にドラフト4位で中日ドラゴンズに指名されプロ入りを果たします。
ドラフト前の段階で指名はないと踏んでいたこともあり、ドラフト会議の時は食堂で食事をしていたらしいですが、中日から指名が入ったと急に連絡があり会見場作りを自分も手伝ったという話があります笑
そして2015年限りで引退した山本昌の「34」を引き継ぎました。

プロ入り後は順風満帆とはいかず、2017年に怪我をし育成落ちも経験しています。
しかし、持ち前の強靭なメンタルたゆまぬ努力阿波野コーチの指導によって今年の飛躍に至ったのです!


そんな福敬登投手の今年の成績は

52登板 
52.2回 
防御率2.05 
2勝 
0敗 
18H  
53奪三振

と序盤は敗戦処理ながらも終盤から勝ちパターンを担い、素晴らしい成績を残しています。

では福敬登投手のいいところをさっそく紹介していきます!




2.周りに左右されない絶対的な自信

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そうです、ここがいいんです。
福敬登投手の自信からは頼もしさを感じます。
その自信を伺わせる発言がいくつかあるので見ていきましょう。



まず一つ目はこの発言です。

投手では珍しく福敬登が賛成だった。
ファンが喜ぶでしょう。確かに不利ですが、低めに投げる、腕を振って強い球を投げる意識は変わりません。要するに球場が狭くても、やるべきことは同じだと思います
https://full-count.jp/2019/07/13/post438662/2/

この発言はホームランテラスについてどう思うか?と聞かれた中で生まれた発言です。
他の投手が軒並み反対する中「狭くても広くてもやることは変わらない」「ファンが喜ぶ」という理由でテラス導入に賛成するのはとてもかっこよく、並々ならぬ自信を感じました。



二つ目はこの発言です。

優勝しかないです。個人としては試合数にこだわりたい。勝ち星やホールドは試合展開によって付かないこともある。来季はロドリゲスの試合数を超えたいです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191218-00010004-chuspo-base
中日の福敬登投手(27)が30日、退団が決定的となったジョエリー・ロドリゲス投手(28)について言及。トレーニングで訪れたナゴヤ球場で「チームとしてはめちゃくちゃ痛い」と残念がりつつ、「個人としてはチャンスと思わないと。8回を投げる人が空いた。枠に入るチャンス」と前を向いた。
https://dnomotoke.com/archives/20191201020005/

今年8回を担って最多ホールドを挙げたロドリゲス投手が抜け、ファンが心配をしてるところに「ロドリゲスを超えたい」「枠が空いた。8回を投げるチャンス。」と発言するのは相当な自信がないと出来ないことだと思います。
とても頼もしさを感じますね。



三つ目はこの発言です。

投手は打者3人か、回を終了するまで投げなければならず、ワンポイント登板が基本的にできなくなる。今後はNPBにも影響を与える可能性がある。「僕は全然大丈夫。バンバン投げさせてもらいたいくらい」と気にしなかった。
https://www.nikkansports.com/baseball/news/201912130000623.html

ワンポイントが禁止になろうと彼には全く問題ないでしょう。ルールにすら左右されないような自信が伺えますね。



四つ目はこの発言です。

他にも山本昌さんの34を受け継いだ時に
背負うからにはやってやります。まだ違和感はあるけど、自分が努力すれば似合うようになると思う。この番号を頂いたんで、逃げられなくなった

長年レジェンドとして活躍した山本昌さんの番号を引き継ぐのは責任が重いけど、マイナスに考えず“やってやるぞ”という気持ち。“無理です”と言うようじゃプロでは通用しない


山本昌さんの34を福敬登投手が引き継ぐことにファンからの文句も少なくなかった中、逃げずに努力をし、今は誰からも文句を言われない34が似合う投手になりましたね。


福敬登投手から溢れる自信と頼もしさを感じられたところで、次のいいところを見ていきましょう!



3.傑出した支配力とそれを支える強靭なメンタル

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福敬登投手の技術力とそれを支えるメンタルは本当に凄いと思います。
それを伺えるデータがあります。

得点圏被打率(同点時)(8-0)被打率.0
得点圏被打率(リード時)(17-4) 被打率.235 被打点4  与四球2

このデータを見ればわかる通り、ピンチの場面でも同点時とリード時だとしっかり抑えていることが分かります。まさに「勝ちパターンに相応しい投手」と言えるでしょう。

このようにピンチの場面でもしっかりゾーン内に投げ切り、ピンチを切り抜ける福敬登投手に何度も救われましたね。


福敬登投手の支配力の高さを読み取れるデータがこちらになります。

セ・リーグ5球団の主力をも圧倒する支配力、本当に頼もしい投手ですね!


4.課題への対応力と吸収力の高さ

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「自分に何を取り入れれば課題を乗り越えられるか理解できる賢さ」と「新しいものをすぐに取り入れ武器にする器用さ」を持ち合わせています。

福敬登投手の対応力と吸収力の高さが伺えるエピソードがこちらとなります。

「オリックスの比嘉(幹貴)さんのフォームを見て、アッと思いました。テイクバックが小さい上にサイドスロー。これはもっと見づらいんじゃないかと」
翌日、阿波野コーチが福に近づいてきた。
「僕の耳元で『昨日の比嘉、見づらかったなぁ。腕を下げるのもありかなぁ』とささやいたんです。全く同じことを考えていたので、これだと。その日からキャッチボールも腕を下げたんです」

“クビを覚悟した男”中日・福敬登 ヤクルト村上に打たれたホームランで彼は変わった #dragons #文春野球 https://bunshun.jp/articles/-/13161

まだ勝ちパターンではなかった5月3日に村上選手にホームランを打たれ、左打者への対応に課題を感じ、シーズン中に腕を下げることによってさらに飛躍しました。


こんなエピソードもあります。

「スライダーの代わりにカットボールを多く入れて、相手は半速球みたいに思ってタイミングが取りづらかったと思う」
https://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201909/CK2019090402000106.html

疲労により球速が落ちた9月にそれを補うため、カットボールを解禁し自分の新たな武器としたのです。


今オフにはスライダー・カットボールの対になる球がないということでチェンジアップ・ツーシーム・スクリューの習得を目指しているようです。

「阿波野コーチと相談ですが、3つ候補があります。その1つ、新球のチェンジアップを習得しようと思っています。1年やってみて、やっぱり左バッターに踏み込まれてしまうことが多かった。左バッターの内側に投げるボールは、僕はストレートしかありません。カットボールもありますが、カットボールは少し甘く入ると打ち頃のボールになってしまうので、左バッターの膝下に投げて踏み込ませない様にするためのチェンジアップを習得しようと思っています。

新たな球種を活かして来季も是非活躍して欲しいですね。



福敬登投手のいいところをたくさん紹介させて頂きました。来季も目が離さない投手の1人です。

最後まで読んで頂いたた方、ありがとうございます。

以上、つけものでした。





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