【つながる旅行記#238】縄文人が居たので鳥浜貝塚に寄りつつ、博物館へ向かう
前回は唐突に7kmのウォーキングを挟みつつ、三方駅で自転車を借りた。
というわけでさっそく博物館に向けて軽快に走り出す。
やはり自転車は速くていい。
徒歩も嫌いではないのだが、やはり自転車くらいの速度が欲しいのが正直なところだ。
うーん、なんかこんな感じでリュックに入るサイズでそこそこ高速移動できる乗り物とか出来ないもんだろうか?
どこにでもレンタサイクルがあるわけではないので、そういうアイテムがあったら凄く役に立ちそうなのだが。
橋にさしかかると、たくさんの鯉のぼりが見えた。
もう4月末。
こどもの日はもうすぐだ。
しかしこんな風に盛大に鯉のぼりが泳ぐ姿を見るのは初めてだな。
自分の家でも飾ったことはあったが、縦型だったし。
川がある地域はこうやって盛大に飾ることも出来るんだなあ。
ん……?
なんか居るぞ!?
謎の原始人が手を挙げていたので近づいてみると、鳥浜貝塚公園のオブジェだったようだ。
この辺りには、なんと1万3000年前から縄文人が住んでいたらしい。
そして大昔の三方湖はもっと内陸部に入り込んでいたようで、この公園は湖に突き出た岬だったそうだ。(1万年あれば地形も変わるのだ)
この鳥浜貝塚には、その名の通り縄文人が生活する中でのあれやこれやで貝塚が形成され、それがしっかり残ったという。
いやしかし2000年前ですら想像できないのに1万3000年前とは……スケールがとんでもないな。
……?
公園の端っこになにかあるぞ……?
『縄文之器』だった。
(すごく斬新な置き方だな……)
だがこの巨大さでしっかりと縄や竹でつけた縄文土器特有の文様がしっかり再現されており、制作者のこだわりを感じる。
そしてなんだかちょっと青森県立美術館のUFOを思い出した。
あまりのインパクトについ寄ってしまったが、それでは博物館に向けて再出発といこう。
自転車はこういう気軽な寄り道ができるのもいいところだ。
そんなこんなで博物館に到着。
なんだか思ったより広いぞ……?
案内図を見るとこの辺りは縄文ロマンパークという感じになっており、博物館以外にもあれこれ見どころがあるようだ。
博物館に入る前にちょっと見てみようか。
いやはや、これまたのどかで良いところだ。
川の向こうの山にポツポツ見えるピンク色は山桜だろうか?
春の陽気も加わってとてもいい気分。
それでは若狭三方縄文博物館に入っていくとしよう。
自然に溶け込ませている感がすごいが、中身はしっかり博物館である。
さてさて、一体中の展示はどんな事になっているのか……!!
次回へ続く!!!
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