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26)はじめてのライン作業日誌



先日久しぶりに働いた。
短期派遣でお菓子のライン工場。
今までバイトも仕事も接客ばかりしていたので、こういった裏側で働くことは初めてだ。

お菓子の工場なので衛生面を徹底している。
一日に何回も身体にコロコロをかける。
15分に1回手に傷がないかチェックをする。

まず、お菓子を箱に入れやすいように形を整える作業をしたが、これがなかなかキツい。
スピードについていけないというよりか
身体の態勢的に非常にきつかった。
中腰体制でひたすら整える。

わたしは腰が弱い。高校生の頃バイト先で
ぎっくり腰をしてから定期的にぎっくり腰や
腰痛に悩まされている。
開始すぐでこれだ。この作業がもし1時間続いたら明日布団から立ち上がれないだろう。

しかし、5分程でリーダーに声をかけられ
次は流れてくる袋にお菓子を4つ入れる作業をすることになった。
リーダー ナイスゥゥッッ!!

前にいるおばさんが司令塔みたいな感じで
ワーワーと声をあげていた。
なんか怒り口調な人だったが、こっちも気にかけてくれた。
働いていたらこういう人いるよなぁと
そのおばさんのお陰で働く実感が湧いた。

それから包装紙の印刷をチェックする作業や
段ボールの準備作業をする場所に移った。
ここの担当は男の人ばかりだった。
作業台の高さが高くて正直助かった。
単純作業だけど集中して没頭していたら
あっとゆうまにお昼だ。

お昼は休憩室にたくさん人がいた。
特に誰とも会話することもなく
一人でお弁当を食べた。
とくに寂しくもなかったが
職場見学のときに会った派遣の人とは
なんだか仲良くなれそうだったので勤務曜日が一緒になったらいいなぁーと思った。

なぜか今までちょっとした時間を共有した人と縁が続くことがおおい。
自動車学校で仲良くなった女の子、よさこい祭りで一緒のチームで踊った男の子、バイト先で知り合った後輩、介護研修で一緒になった子、韓国語教室で一緒に勉強した子など。
なので自分とちょっと交わった人との出会いは大切にしたかったりする。

午後もあっとゆう間に終わった。
身体はきつかったけど
清々しい気持ちになった。
仕事が終わって外にでる瞬間が気持ちいい。
外も明るく秋風が心地いい。
鏡を見ると額にキャップの跡が うっすらとついていた。
頑張ったご褒美はミックスジュースだ🍎🍑🍌🍈🍍










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