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趣味の話

初note投稿が子育てから始まり、次も子育てとなったので、今回は子ども産む前の趣味の話をしようと思います。

子育て前と後で趣味が変わった理由

子ども産む前の私の趣味は、「読書」でした。もともとインドア派で、ものごころついた時から本を読んで生きてきました。今の私の趣味といえるのはコスメや美容でしょうか。読書なら子育て中でも続けられると思われる人も多いかと思いますが、私の読書はかなり本の世界に精神が入り込み、集中して読んでしまうタイプです。読書の時は周りの音が聞こえなくなってしまうことも多々あり、子どもを育てる時には難しい趣味だと思い、読書をすることを現在は辞めています。せっかくの機会なので、今回は好きな作家についてとことん語ろうかと思います!

一番好きだった作家は、塩野七生さん

「読書」に一番のめり込めた学生時代、好きだったのは「塩野七生」でした。(ちなみに好きが高じてサイン会にも行っております。)出会いは高校時代です。高校の図書館で「三つの都の物語」を読んだときの衝撃は忘れられません。こんなにカッコ良い文章を書ける人がいるのかと魅了されました。塩野さんが書く歴史上の人物はどれも色気をまとっています。塩野さんと言えば、エッセイも有名ですが、「ローマ人の物語」が一番有名と言えるのではないでしょうか。

カエサルに魅了され過ぎて、、続きが読めない

塩野さんも多々エッセイで語っておられましたが、カエサルほど魅力的な人物はないそうです。「ローマ人の物語」の結構序盤に「ユリウス・カエサル」は登場しますが、私は塩野さんの書くカエサルに魅了され過ぎて、カエサルが暗殺される手前の巻から読み進められておりません、、、。つまり恥ずかしながらほとんど読めていないのです。その後に出ました「コンスタンティノープルの陥落」は上下巻ともに読みましたというか読めました。

何にそんなに心を惹かれるのか

エスプリの効いたエッセイはもちろん、塩野さんの根底にあるジェンダー感に惹かれるのかもしれません。塩野さん自身は女性であることを楽しんでおり、サイン会で見た姿も女性らしさを楽しんでおられました。(ローマ人の物語の文庫版の表紙に使用されているローマ時代の通貨を、連ねてネックレスにいました!)それと同時に女性が持っている強さやしたたかさを、充分に理解しているような気がします。歴史においてはどうしても男性の活躍が目立つのですが、、。うろ覚えで申し訳ないのですが、塩野さんがどこかのエッセイで「女性は男性より強く、かしこい、その為に権力を持つ機会を奪われた」と昔の偉人が言っていたという主旨のことを書かれていました。
極めて男性的な文章や小説を書きながらも、塩野さんの根底にある「女性は強いわよ」という思いに惹かれるのかもしれません。

ほぼ塩野さんの著書紹介で終わってしまいましたが、、。男性というよりも個人的には女性におすすめしたい本ばかりです!
私も子育てに落ち着いたら、今度こそローマ人の物語を制覇したいです!
(塩野さんの本に対して思いがありすぎて、読むとほぼ何もしない自信があります。)



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