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アンガーマネジメントは、イヤイヤ期子育てに有効なのか?

こんにちは。絶賛HSC子育て中の主婦です。この前の投稿ではHSC子育てについて書いたので、2回目は怒り過ぎる自分に恐怖を感じ、アンガーマネジメントを取り入れようとしたイヤイヤ期について書いてみようかと思います。イヤイヤ期とは、【「第一次反抗期」とも呼ばれ、自立心が芽生えたことにより、自分でやりたい気持ちがイヤイヤとなって表れる時期】のことだそうです。大体2歳ごろから始まり5歳ごろまでには収まる場合が多いようですが、子ども1人1人の個性によってその現れ方や大変な度合も違うと思います。私には2人の子どもがいますが、上の子のイヤイヤ期が結構ハードモードでした。

怒り続ける日々の始まりは、「2人育児になったこと」

まず上の子3歳の時に下の子が産まれ、イヤイヤ期∔赤ちゃん返りが始まりました。そして私自身も今SNSで流行っている言葉「上の子可愛くない症候群」になり、本当に怒り続ける毎日でした。具体的に何が大変だったか挙げてみました。
・とにかく歩かない
・気にくわないとお店でも家でも床に転がって、暴れながら大声で泣く
・お風呂・歯磨き・チャイルドシート拒否
これにHSC特性が加わり、さらに下の子のお世話と、キャパ狭めの私はキャパオーバーを起こし、上の子に怒り続けてました。

怒り続けることを悔やみ、アンガーマネジメントを取り入れることに。

市の子育て相談等も行いましたが、寄り添いの言葉や話を聞いてくれるだけでした。私は別に悩みを誰かと共有したいわけではなく、怒り続ける現状を打破する具体策が欲しかったのです。
とりあえずネットで、アンガーマネジメントの本を購入。実践していきました。

https://books.rakuten.co.jp/rb/14392361/

怒りを静める「6秒ルール」、イヤイヤ期に通用するのか。

これは無理でした。多分ですが、この「6秒ルール」というのは誰かが発した言葉や行動という突発的な事柄に怒りを抱いても、6秒待てば怒りは収まるということなのでしょう。ただ泣いて暴れている子どもに対して怒りを抱いたとして、泣くという行動は持続的です。6秒待ったからと言って泣き止むわけではありません。そして「イヤイヤ期」の子どもは上手く言葉に出せない思いを、泣いて表現しているわけなので、、、まぁ泣き続けますよね。(わが子は30分~1時間程度なら平気で泣き続けました)
ある程度言語で自分の感情がのせられるようになった思春期の子に怒りを抱いた場合などは、有効そうです。

怒りがわいて6秒ルールでも対処できない場合、怒りの対象や怒りの場から離れる→離れられない

これも難しかったです。パートナーが育児に協力的な場合は可能かもしれませんが、ワンオペの場合2、3歳児を1人にしてその場を離れるのは危険すぎますよね。もう究極、トイレとかにも籠るのもありかと思いますが、追いかけくる子の場合は結局怒りの対象から離れられないから、怒りが収まりませんでした。

怒りを10段階のレベルに分けて数値化する

これは結構よかったです。つまりは怒りを頭の中で可視化する行為だとおもうのですが、1回怒りを整理することが出来ました。怒ることは怒ってしまうこともあるのですが、抑止力にはなりました。

「○○すべき」という価値観を捨てる

これが1番効果があったと言えるかもしれません。「何時までに寝かすべき」「毎日お風呂に入れるべき」「読み聞かせをするべき」などの自分で決めた価値観にとらわれてしまい、自分の価値観通りに動かない子どもに怒りを抱いていたのです。私自身が「出来なくてもまぁいっか」と思えるようになれた時、怒りや怒ることは減っていきました。

怒らないことは無理でも、怒る頻度や度合を減らす助けにはなる

アンガーマネジメントを取り入れても、イヤイヤ期に対して怒らないことは私は無理でした。ただ怒る頻度や度合を減らす助けにはなりました。私自身が文字化した情報を取り入れしやすいという傾向もあるかと思いますが、HSCの時と同様にアンガーマネジメントという考え方を知ることは、子育ての助けにはなりました。

怒ることは、エネルギーを使います。そもそも子育てはエネルギーが入ります。少しでも省エネで子育てする為に、アンガーマネジメントを知っておいても損はないかもしれません。

この投稿がイヤイヤ期に悩んでいる誰かの助けになれば、幸いです。

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