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同じ熱さならぬくもりを【音声と文章】

山田ゆり
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※音声と文章、どちらでも楽しめます。

おはようございます。
山田ゆりです。


今回は
同じ熱さならぬくもりを
ということをお伝えいたします。



私は65歳になったら
築50年以上の我が家を建て替えようと思っていた。

しかし、私が59歳の時に夫が致死性不整脈で急逝した。
私と娘3人の生活が突然始まった。

これは私の人生設計にはないことだった。

そして、夫の死と同時期に台所が壊れ始め
私は家を建て替えることを決断した。



「本当に、この家、大好きだわぁ。」
今、新居にいて娘たちは言う。
私もそう思う。

お風呂に入る。
明るくて広くて綺麗なお風呂。
湯船に頭を乗せて足を延ばす。
目をつぶって今までのことを思う。



旧宅のお風呂は大き目ではあったが
下に深い構造だった。
だから湯船に入って寝そべる事はできなかった。

床は大小さまざまなタイルが敷き詰められていて
そのままだと足が痛くなるので
バスマットは必需品だった。

お風呂の中はとても寒かった。
私が独身の頃は薪ストーブのお風呂だった。

ぬるくなるとお風呂場から大きな声で母を呼んだ。

薪ストーブのお風呂はじんわりとした温かさがあるが
それを知ったのは
灯油で沸かしたお風呂に入った時に違いをはっきり自覚した



我が家のお風呂は
最初、薪ストーブ。
次に、薪と灯油、どちらでも使えるストーブ。
そして、灯油だけのストーブ
と、変わってきた。

私はこの3つを経験してきたから
灯油では味わえない薪のぬくもりを知っている。

灯油は「熱い」が薪は「ほんわか包まれるような温かさ」を感じる。

灯油は短時間でお湯が熱くなるが
それはある意味、痛い熱さだ。



日中、仕事をしている会社では
机の下に電気ストーブが置いてある。

事務所の灯油ストーブだけでは寒いから
みんな、足元に電気ストーブを置いてある。

その電気ストーブは痛い熱さだ。

でも、付けないと寒くてしょうがない。
だから、なるべく遠くに置いているが
しかし、やはり、あったかいというよりは痛いのである。


じんわり温かい薪ストーブ。



夫の実家には、居間に大きな薪ストーブがある。
実家で暮らすお兄様が大工さんだから
薪には不自由しない。

専業主婦の奥様が一日中そのストーブの火を管理している。

だから夫の実家に行くと
いつもほんわか温かい。

ご家族の人柄と同じぬくもりを感じる。


ひと様へ接する時は
押し売りのような親切ではなく
薪ストーブのようなゆるりとした温かさで接したい。




今回は
同じ熱さならぬくもりを
ということをお伝えいたしました。

本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。 

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。

山田ゆりでした。




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