今年の冬は例年になく雪が少ない。

いつもなら毎朝ママさんダンプで雪かきをしている時期なのに、今年は一旦、積雪があったものの雨などで消えてしまった。

最近また降り出したがそれほど雪かきをしなくても良い状況が続いている。



積雪5㎝を大雪と表現する都会の冬はこんな感じなのだろうなと思う。
雪がないってとても便利だと思う。

雪が積もったら時速30㎞も出せず、冬は倍以上の時間がかかる。

道を曲がる時はポンピングブレーキでずっと前から減速して、時速10㎞くらいで曲がらないと車のお尻が大きく回転して事故になりかねない。

わだちができるとその溝をなぞるように走ることになり、そこから外れようとするとハンドルをとられる。



しかし今年は時速40㎞で走れることが多いのだ。



寒い季節に寒い。
暑い時期は暑い。


四季がはっきりしている日本だが、その違いがどんどんなくなってきているのは危惧するところだ。


今年は雪国なのに雪が少ない便利で快適な冬を過ごしている。
しかし、雪が降ったらそれはそれでありがたい。




会社で上司はちょっと煙たい存在だと思う。
上司が出かけたりすると職場の雰囲気が一瞬なごむ。

でも、その方がずっといないのはなぜか物足りない。


雪もそれと同じ感覚だ。



このまま春になるとは思ってはいない。

ちょっぴり嫌だけれど、あなたの到来を待っている。




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あなたの到来を待っている