天気の子 見てきた 感想(ネタばれあり)

新海誠監督の、前回の「君の名は。」が大好きだったので初日に視聴

感想
前回の君の名は。が「主人公とヒロインが世界を救う話」なら、
今回の天気の子は「主人公とヒロインが世界を滅ぼす話」だった。

もちろん面白かったけど、新海誠監督の悪いところが濃くでちゃったかもね。

まずはいい面
・面白い
面白かったよ。なんだかんだで初日に見れてとっても良かった。
2回目はいつ行こうかな。
・ソフトバンクのお父さん
面白いギミックだなと思った。こういうのがあると、ぐっと映画に没入できるね。
・冒頭15分はすっごい面白い
静かな始まりなんだけど、ぐいぐい引き込まれる。さすがの手腕。

次に見忘れた・気づかなかった点
・脇
一度も注目しなかった。ミスった。2回目からはきちんと見る。
・お父さん2回目の出番
どこ? とても気になる。

次に悪い面
・性癖面 
中学生をラブホに泊まらせるとか。露骨だったね。ジュブナイルの冒険活劇的な世界観には合わないかもね。
実は俺は、この辺は好きだけど……面白さと好きはどうも違うね。

・話の大筋 
敵の作り方・バトンタッチや、主人公たちへの枷のつけ方など、物語を盛り上げるテクニックはとてもうまい!
だけども主人公たちは結局「世界を嫌う」「世界を壊す」ってことに上映時間2時間を使ったわけだね。
雨が降る、ということがマイナスではなく、雨が降ることによって世界が救われるようなギミックがあったら、君の名は。のように爽快な映画になったのかもね。
たぶんあの雨の明けたシーンは、干ばつを意味していたんじゃないかと思う。描き方が「きれい」ではなくて「恐ろしい」だった。干ばつで世界が苦しんだところ、主人公とヒロインが舞い戻って、雨が戻って、世界が救われる。そんなプロット案もあったんじゃないかな。


結論としては、ぼちぼち面白い作品だった。
とても惜しかった。
7/10点