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2月3日

神戸のライブを終え
共演者の小寺さんのお家に泊めてもらった。

はじめましてなのに、暖かいベットとおっきなお風呂を貸してくれてこの夜をしのぐことができた。

前日誌に記したように今回のツアーは貧乏旅行でCDを売らないと宿泊先どころか、家に帰ることもできない片道キップのツアーとなっている。
なんでこんな無計画なことしたのかは割愛して、言ってみたら野宿で神戸はすごすつもりだったけどこんなに暖かく迎えてくれる人がいることがすごく幸せだった。

翌日、明石の海にすこし連れて行ってもらった。
海の向こうには淡路島があって、波の音と船の汽笛が遠くから聞こえた。

海のない街に育ったこともあって、海を見るのはすごくワクワクする。

明石駅までその後送ってもらい、僕はすこし名残惜しくなって次の目的地へ向かった。

次のライブは5日に大阪の扇町para-diceでの演奏が決まっていたが、大阪の安い宿が見つからなかった。
ダメ元で以前京都に行った時の宿に問い合わせしてみたらこの時期は一番忙しくない時期みたいでかなり安く泊まることができて、なおかつ次の目的地までそう遠くないこともあって大阪をすこし飛び越えて京都に宿泊することになった。
2月3日僕は阪急電車に揺られ京都を目指した。

そのまま電車の中で居眠りをしていた
揺れる電車の中で浅いけど夢の中にいた。
誰かがでてきたんだけど今となっては思い出せないけど、夢の中でも電車に乗っていてその顔がわからん奴が何かしら僕に言って降りた
自分ひとりになってそのまま電車に揺られてそして起きた。


そしたら本当に電車の中で1人になってどこまでが夢の続きでどこからが現実なのか酷く混乱した。
完全に電気も消えて、誰1人いない電車の中で駅ではない線路上に停車した電車の中で完全にひとりだった。

まぁしばらくしてソワソワしているところを乗務員さんに発見され無事保護された僕は本来降りるはずだった駅に降ろされ無事に宿に着くことができた。

なんとも不思議な経験だったな。

宿は以前と変わらず宿主が出迎えてくれた。
夏に来た僕を覚えてくれてたみたいで感激した。

部屋に案内されてすぐにシャワーを借りて汗を流してキッチンでインスタントコーヒーを頂いた。

ザックリと今後の資金の計算とスケジュールや、やらないといけない事務作業をした。
ツアー中はこういう時間もとれるから作業がすごく捗る。

それからベットについた
明日の予定がなにもなかった。
1日オフですごす京都が楽しみであったけど
それ以上に疲れがドッときた
いつのまにかまた眠りについてた。

2月3日 神戸明石ー京都四条


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