AM1:17 大阪市扇町

この記事は関西のとある楽屋にて書いてる。


6畳ほどの煙草のヤニ色に染まった壁と廃品回収から拾ってきたであろうソファーが並んだ楽屋に寝泊まりしている。冬は野宿ができない、気がついたら身体を蝕むような寒さに思考も行動も抑制されてしまう。関西にきて4日目、ジリ貧な戦いをしている。

不思議な話をすると、毎度感覚が違ってくる。
出会う人も、話も、景色も変わってくる。

それは音楽というものに限らない、生活的でいて、そのうえかつ現実的な思考。人というのは、っと決めつけるのは好ましくないけど人間のこと、社会のこと、来るたびに新しい価値観や生き方を発見する。もしくは一度通った道の再確認だったり、あの時たどり着けなかった答えだったり、答えあわせして正解だと思っていたことにもう一つ正解を見つけることだったり。

普通に考えればこんな生活誰が望んでするのか、同情票欲しさにするのであればあまりにも酷すぎる。探したい知りたいの道中に綺麗事はなにも通用しなかった、ありのままの自分を見せつけられる。

彷徨っている感覚に今すごく近い、いや自分は間違っているし無駄な労力をただこなしてるだけだと誰かに言われてるような気分(もちろん誰もそんな事は言っていない)。

それでも1人でここまで来たのは知らない事をもっと知っていきたいって気持ちだったから。
かなり自分勝手だな、そう思う。それでも今ここにきている。

明日になったらまた記事を書こう、今これからをどうしていくのか決めた。

でもちゃんと生きてます、もう少しで新しい曲のための言葉が零れ落ちそうです。


なんやかんやこの楽屋のソファーに居心地の良さを感じている。今日はまとまらない、でもこの何日かは重要だった、まとまらないから眠る。でも重要だったんだ、まとまらない記事を書きたくなった、意味は無くてもよろしくて。

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