名古屋
夜に唄うreleaseツアーと題しまして
中部から中国を青春18切符でまわるツアー初日。
前日は広島に泊まりそれから朝早くに名古屋に向かった。
車窓から見える風景は田舎の山の中だったり、海が見えたり、ビルが見えたり。
手元には缶コーヒーと本
ページをめくっている間に着くかなと思っていたら予想外に片道の移動だけで持ってきていた本を全部読み終えてしまったり。
広島からやく10時間
名古屋駅についた、この街は日本の真ん中にある福岡とはまたちがった濃度がある街だ。
耳から入ってくる聞きなれない方言、美味しそうな匂い。地下鉄のラッシュ。
到着時間が入りのギリギリだった為、会場には寄り道せずに向かった。
ie goricoさん
古民家みたいな入り口、中に入ればゴトゴトとなにかを煮込んでいる音、カウンターとテーブルが何席かあって、厨房にはオーナーのゴリさんが立っていた。
ゴリさんはすごく気さくで話しやすい優しい人だった。
オープン間もなくして、お客さんがゾロゾロとはいってきた。
今回のライブ形式は2ステージの投げ銭ライブ。
なにをするのか電車の中ですごく悩んだけど、たっぷり時間があるならと思って、1ステージ目は何曲か好きな曲をカバーした。
お酒の氷が溶ける音とか、美味しい匂いが立ち込めるこの空間がなんだか初めてきた場所とは思えないくらい居心地がよかった。
自分のステージが終わり僕もハイボールを頂いてナツキさんのライブを見た。
ナツキさんとは福岡のソロツアーの時に同行させていただいた間柄で、今回の名古屋を紹介してくれた張本人。
気の利いた曲なんてお互い向いてないんだけど、それでも自分の描きたい言葉を紡いでいく、そんな歌が好きで、名古屋で一緒にライブができないかと頼んでみたのだった。
あっという間にワンステージ終わって、また自分の出番。
オーナーのゴリさんが、お客さんのみんなに改めて僕を紹介してくれた。お客さんが笑いながらでもいい雰囲気に包まれた気がした。
お家で本当にライブしてるみたいだなって想像してみた。
2ステージ目は、CDにはいっている曲を全部演奏した。
最後の曲をする前に、自然と「また来たいです、次来る時はただいまって言っていいですか」って喋っていた。
ただいまって言いたくなるって本当に無意識の中で喋った言葉だけど、本当の本当に本音だったとおもう。
ie goricoの料理も美味しい果実酒もオーナーのゴリさんも好きになった。
ひとつ気づいたのはこのお店はすごくすごくお客さんに愛されていて、すごく人が優しくなれる場所だなって感じた。
佐賀から総計20時間かけて出会えた場所は、愛すべき人々が集まった場所でした。
次のライブは9月1日 大阪扇町para-diceさん
【ツアー2日目 大阪】
2016.09.01
@扇町para-dice(大阪)
op18:30/st19:00
ticket/¥1000+1drink
-cast-
黒色青年
tuna(佐賀)
片足ズボンと礒野聖矢
森山直道
これを書いてるこの時間の名古屋の天気は晴れ、少しだけ秋の匂いがする。
少し散歩にでてみようと思います。
それではまた。
tuna
ps.昨日は僕の事も、ナツキさんのことも知らないけど興味を持って長野からきたお客さんがいてくれてびっくりした。嬉しくて飛び跳ねてしまいました。
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