こんにちは。
CL愛知は見事落選キメました、ツンベアー（＠tunnbea）です。

この記事ではCLに当選すると思っていた頃に私が考えていたことを「ゴットパーフェクションのアイデア」として全文無料で公開いたします。

今シーズンのシティS1でベスト4を取らせてくれた超パーフェクションとシティS2（緊急事態宣言発令に伴い中止したため未出場）で握る予定だった三神ザシアンのどちらにも通ずるところがあるこのデッキには、握りたいという思いも強かったため、読んでくださった方のお役に立てれば光栄です。

※・「三神」など分かりうる範囲の非公式の略語を用います。
　　　わからなければコメントまで。
　・アイデアなのでしっかり練られたリストではありません
　・投げ銭方式を採用しています。ここから得られるパック代が
　　noteのモチベにつながりますので、気が向いたら恵んでやってください。

環境考察（？）

環境を考察したいところですが、大きな大会の数が少なく、データがあまりないというのが実情です。
通常なら大体この前にtier表なんかが載ってますが省略します。というより分からないので、とりあえずここでは

・一撃ウーラオス
・連撃ウーラオス
・三神ザシアン
・レッドパーフェクション
・ビクティニレッパ
・ドガスダイナ
・ドラパルトVMAX
・マルヤクデVMAX
・草パーフェクション

あたりまでを考察範囲として、話を進めます。

雑に私が考えているこれらのデッキの特徴や立ち位置を書いておくと、

・一撃ウーラオス
その名の通り一撃が大きく、サイドを3枚取りやすいがエネルギーを全てトラッシュする点からリセスタに弱い。メモリーカプセルを用いてエネルギーをキープするのが強いが、その方法を使ったところで三神ザシアンに必勝かと言われるとそんなわけない。

・連撃ウーラオス
バグレベルに強いナゲツケサルのおかげでここにきてデデンネやクロバットとか置物を食えるようになった。CLでバグレベルに強いレシピが出てきて欲しいが、バグレベルにミュウがきつい。

・三神ザシアン
最近ウーラオス対策でミュウミュウが入りがち。ある程度どのデッキにも一定の勝ち筋がある。デッキの自由枠が多く、やまびこホーンやあな抜けの登場、リセットスタンプ価値上昇など強化され続ける永遠のtier1だが全体的に炎に弱い。

・レッドパーフェクション
三神ザシアンに安定した勝ち筋がある。弱点でウーラオスに有利。デデンネが並ぶので1ターン遅れると一気に厳しいマッチが増える。対ドラパやムゲンダイナ、リザードンGXの購入が難しい。

・ビクティニレッパ
やまびこホーンが入ると状況は変わるかもしれないが、大体はレッパが入ってる。先2ボスダイビクトリーで大体のVMAXデッキを吹き飛ばしていき、GXデッキにはメガミミプリンや、溶接工で相手のミュウミュウにミュウミュウを突撃させてサイドを取り切る動きが強力。強いて言えば後攻が辛い印象。

・ドガスダイナ
ウーラオスが登場し、絶賛逆風の闘弱点。ウィークガードの多投やマタドガスをうまく動かすことで若干は一撃連撃ともに勝機あり。ミュウミュウに有利なことや三神に抗えることから一定の数を残したが、ガラルサンダーの登場でおそらく瀕死。

・ドラパルトVMAX
ムゲンダイナが数を減らし、万が一当たってもガラルサンダーがあるため追い風が吹くデッキ。使用者は少なそうだが、横浜のセキタンザンのように予想を上回る可能性もある。タイプ的にウーラオスとミュウミュウに有利だが、圧倒的ではないといった印象。

・マルヤクデVMAX
タッグチーム軸に全体的に有利に戦っていける印象。新弾でこれといった強化はなさそうだが、環境が若干の追い風でミュウミュウは正面から戦うと厳しい。フレアスターターから入るタイプはビクティニが厳しそう。

・草パーフェクション
タッグコールとグズマハラから安定してウィークガードに触れるのが偉く、炎に対しても意外となんとかなり、ミュウミュウ同士のマッチも有利に立ち回れる印象。後攻を狙うデッキが少ないのも追い風となってかなり好位置。

といった感じでしょうか。個人的には全く新しいデッキをCLで見たいところですが…

これを元にデッキリストの解説へと移っていこうと思います。

デッキリスト

長いので気になるところだけ見てもらえれば構いません。

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◎ポケモン

・ミュウツー＆ミュウGX　2

ミュウミュウ軸のデッキでは安定の採用枚数

・アルセウス＆ディアルガ＆パルキアGX　2

基本的にはオルタージェネシスとアルティメットレイを使うのでサイド落ちケアの2枚。280のHPを活かせるときには現物もアリ。

・ザシアンV　3

先1ふとうのつるぎが強く、2体使うことも多いので3枚。

・ガラルサンダーV　1

オーロラを多投しているので使いやすい。減ったとはいえムゲンダイナはきついので採用。他の対面でも低エネアタッカーとして使える。

・ルカリオ＆メルメタルGX　1

マルヤクデやラプラスなどエネが溜まる相手に対してのGX技の選択肢。（三神でない）ザシアンミラーなどで使ったりエネ加速ができたりと器用。

・ゲンガー＆ミミッキュGX　1

後攻を取らされた時の強い動きがなかったので採用。ホラーハウスは強い。

・ラティオスGX　1

このnoteの目玉部分（？）であり、今になってかなり強いカード。
ミュウミュウミラーが増えた現環境で相手に非タッグのアタッカーかボスを要求できるタッグパージも三神からオルタージェネシスの権利を奪えるクリアビジョンも強力。現物で打つ時は特性に注意。

・アーゴヨンGX　1

ミュウミュウの定番技マシン枠。最後に2枚のサイド取りに行くのにも先殴りするのにも使えて便利。

・ラフレシアGX　1

こちらも定番技マシン枠。2エネで打点が出るので、ホラーハウスから後2でミュウミュウ、ウーラオスやデデンネなどの置物を取ってサイドを進めれたり、エネを後ろに温存しながら打点を出すのに使う。GX技も覚えておくとたまに使える。

・ドータクン　2ー3

デデンネや博士で1ターン目に巻き込みがちなことや、ドータクンを持ってくる手段に乏しいことから進化先を多く採用。

・デデンネ2　クロバット１　ワタシラガ１

安定の採用枚数がこれだったのでこの枚数。ベンチが埋まりやすいのでワタシラガを他の枠にするのもアリ。

◎グッズ

・クイック4　プレシャス4

山札の圧縮やデデンネのサーチ、技マシン枠をトラッシュに送れたりとデッキの根幹なので4−4で採用。

・入れ替え１　あな抜け２　風船１

ブレイブキャリバーの連打などに最低限の枚数。逃げエネの供給はドータクンでなんとかならない事もないが、正直足りないので増やしたい。配分は好み。

・メタルソーサー　4

強いので4枚。次のターンに倒されそうなポケモンはドータクンでオーロラと基本鋼エネを交換しておくと強い。

・ツールジャマー　１

最低限の採用。デデンネや博士で巻き込みたく無いのでスクラッパーではなくジャマー。

◎その他

・博士の研究４　マリィ３　ボス２

強いて言えばボスが少ないがサポ自体は安定する印象。

・うねり　１

そこまでスタジアムの張り替えが早くなくなってきたので1枚。

・オーロラ４　基本鋼　７

オーロラエネルギー が無いと打てない技が多いので4枚採用。4投すればデデンネとサポートで後1ホラーハウスまではいける印象。基本鋼エネルギーは三神ザシアンベースで考えると8枚入れたかったが枠の都合で7枚。案外十分。

ここまでがデッキリストの解説です。ここからは主な不採用カードの解説です。

・不採用カード

練り込んだレシピではないので使われる場合は各自で調整するのをお勧めします。参考として入れたいと思ったカード、入れれなかったカードを挙げておきます。

・入れ替え2枚目

最も入れたいカード。入れ替えとあな抜けは合計で4枚入れておきたいところ。

・ボスの指令3枚目

三神ザシアンとしても機能させたいならボスは2では全く足りないので3枚目が欲しい。

・ザマゼンタV

鋼エネルギーだけで技が打てるVMAX対策。主にムゲンダイナを対策するためガラルサンダーと役割が被るが、こちらはオルタージェネシスを打っても鉢巻がないとムゲンダイナを2パン出来ない点や、要求エネルギー枚数が重いため、ガラルサンダーを選択。ドラパなど他のVMAXを重く見るならザマゼンタでもいいが、リセスタがないとムゲンダイナがキツそう。

・ミュウ

連撃ウーラオスを対策するために多くのデッキに採用が検討されているが、タイプ相性で有利なことと、フルメタルウォールでドータクンをキョダイレンゲキ圏外にしたり、キョダイレンゲキの返しでホラーハウスを打てば絶対に1ターン止まることなど、こちらにも有利な選択肢が多いことから不採用。クイックシューターインテレオンの登場でフルメタルウォールのプランは強くなくなったが…。

・デデンネ3枚目

レッドパーフェクションはデデンネ3枚が主流だが、こちらには十分なドローサポートがあることや、ドータクンを置く都合上ベンチが狭いことから不採用。

・クチートGX

特性が強く、技も2エネで打てて強いが、HPが低く枠がなかったので不採用。
ミュウミュウで打つ分には“だいかいか“で十分。

・カイリューGX

ミュウミュウで200以上の打点を出す方法に乏しかったので採用を検討したものの、限りある枠と優先順位の問題で不採用。ミステリートレジャーがないのでプレシャスしかサーチ手段がないのも難点。

・大きなお守り

レッパのフレアドライブGXや対ムゲンダイナの要求をあげるのに使うが、1枚入れたところで先2までに貼れる保証がなく、2枚入れる枠はないので不採用。

思いつく限りの主な不採用ポケモンを挙げましたが、他にもありましたらコメントで教えてください。私自身勉強になります。

主な立ち回り

ミュウミュウの楽しいところは選択肢が多いところです。ここでは主に使う技別で紹介したいと思います。このデッキの全てのプランにおいて理想は先行ですが後攻を取ってしまったプランの例も挙げておきます。

・オルタージェネシスGXを使うプラン

多くのデッキに対して用いるプランです。とりあえず相手のデッキがわからない状態でもオルタージェネシスに向かえばなんとかなる可能性が一番高いです。オルタージェネシスを打ったポケモンが残ればアルティメットレイから展開していきます。

理想は三神ザシアンの最強ムーブのボスアルティメットレイでサイドを3枚取ることですが、打ったポケモンが残らない場合が一番きついので読み違えしないように気をつけましょう。

・GX技を温存するプラン

先2でオルタージェネシスを打ったミュウミュウか三神が後2で倒されそうなときに使うプランです。

相手によりますが、先2アルティメットレイを目指します。要求は高いですが、盤面のエネルギーがなくなるのが一番きついです。対ムゲンダイナの場合は倒されてもガラルサンダーで返せるのでオルタージェネシスを狙ってもいいです。フレアドライブGXで倒されそうな時は後述するプランを使います。

主に温存したGX権は中終盤にホラーハウスやフルメタルウォール、ミラクルツインなんかに使います。

・クリアビジョンGXを使うプラン

対三神はオルタージェネシスを封じて相手のプランをぐちゃぐちゃに、対レッドパーフェクションではフレアドライブやヒートボンバーを封じて不意の高火力を排除します。レッドパーフェクションに対してミュウミュウでクリアビジョンを使うのはリスクが大きいのでラティオスGXで打つ方がいいかもって今思った。

・タッグパージを使うプラン

レッドパーフェクションや草パーフェクションのメインアタッカーに対して、多くの場合時間を稼げます。

ミュウミュウミラーの難しいところである「ミュウミュウがどちらのベンチにも出ている」という状況において、「相手のミュウミュウに倒されないミュウミュウ」ができるという点も現環境ではかなり評価できる点になると考えています。

ミュウミュウ系統に入っている、タッグパージを貫通するポケモンはゲッコウガGXぐらいですが、こちらは弱点を計算しないので問題ありません。
どちらにも非タッグサブアタッカーは大抵入っているので注意は必要ですが…。

・ホラーハウスGXを使うプラン

基本的には後攻を取らされた時の話です。ゲーム中盤でもホラーハウスを使うことはありますが、ここでは後1の話をします。

後1で打てる技の選択肢は、現実的なもので言うとクリアビジョンかホラーハウスになるのでクリアビジョンを打つ必要がないときは必然的にホラーハウスを目指します。相手を1ターン止めた後は“だいかいか“やブレイブキャリバーで相手のポケモンを倒してサイドを進めます。

基本的にはこんなところだと思います。発展部分が大きいのがミュウミュウなので自分の好みの形にチューニングしながら考えていくのがお勧めです。

最後に

ここまで読んでくださりありがとうございました。このnoteが一人でも多くの方のお役に立てれば幸いです。自分はCLの抽選で落選してしまいましたが、緊急事態宣言発令に伴い中止となった分のシティリーグのアディショナルシーズンに向けて私も調整を続けたいと思います。CLに出られる方も出られない方もお互い頑張りましょう！家から楽しみに見ていたいと思います。

質問などありましたらコメントかTwitter（@tunnbea）までお願いします。
私自身、とても参考になり勉強させていただきます。

参考になりましたらパック代を恵んでくださるとありがたいです笑