訪問をしていたら、「もう治らん」や「ほんまに嫌なる」と言う事を言われます。

クリニックより身体も気持ちもしんどい方が多いので、そう言われる事は理解していたはずなのに。

私は共感する事しかできなくて、何も言えなくて。自分の不甲斐なさを感じました。そして、セラピストとして全然ダメじゃん！って思いました。できると思っていたし、できてると思っていたのに、全然向き合えなくて。引きずりました。

でも、私だってできないことだらけだし、嫌になる事あるし、人に助けてもらってるし、その気持ちは誰にでもあるから特別ではないんだなと落とし込めました。

これを相手に伝えて結果がどう変わるからはわからないし、今すぐ伝わらないかもしれないけど、経過が伝わればいいなと思います。

セラピストとして私ができる事はそこなのではないかと思うのです。ちゃんと向き合う。私ができる事をする。それが伝わって幸せを感じることができればいいと思う。

まだまだ、分からないことだらけなんだけど、しっかり学んでるわ。学んでるだけじゃなくて、患者さんに還元したい気持ちもあるわ。って振り返ることができました。