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レジェンドたちにエネルギーを貰った in西武ドーム


知っている。
ベルーナドームだ。

でもやっぱり「西武ドーム」と呼びたい。


縁あって、3/16レジェンドゲームを観戦してきた。「観戦してきた」というより「イベントに参加してきた」と言う方がしっくりくる。

(噂によると、開幕公式戦よりもチケットが売れていたらしい。確かに満員だったよな。)


やはり「プロ野球観戦」が主たる娯楽だった時代があったわけで、当時のプロ野球選手は間違いなく「スター」だった。

その「スター」たちが集結となれば、興奮する人は多いのだと思う。

根っからの「ライオンズファン」だけではなく、私のような「野球ファン」も現地に多くいたと思われる。

ワクワクしっぱなしだった。

先発は工藤と潮崎、四番はメヒアとデストラーデ、から始まり、80歳土井のヒット、東尾VS田淵の乱闘など、ずっと飽きなかった。

個人的には、秋山のバク転を見られただけで、はるばる西武ドームまで来た甲斐があったと感じた。

松崎しげるの生歌唱も良かった。


自分よりも、何なら親よりも年上の大人が頑張っている姿は、やはりエネルギーを貰える。

終了後、少し球場にとどまっていたため、グランドで頑張る姿に加え、野球やチームへの愛情や、ファンやスポンサーといった周りへの感謝、みたいなものもバシバシと伝わってきた。

長年「プロ野球選手」「元プロ野球選手」として生きていたら、そうもなるのかも知れないが、

野球の実力だけではなく、「愛」「感謝」など人として大事なものを持っているのが「スター」なんだと感じた。


そうなると、実家でまだ現役で農業を営んでいる親、マンションで掃除してくれているおばちゃん、最寄りのコンビニのレジに立つオーナーと思しきおじちゃん、すべての大人に頭が下がる思いだ。

誰もが「スター」なのかも知れないな。


私はもう、子どもではない。大人だ。
死ぬまで「頑張っている大人」でありたいと思った。

頑張って生きたい。



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