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徒然なる……

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日々の思考の整理。
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2019年11月の記事一覧

感情にふりまわされない

死はどこにあるのかと言えばやっぱり外側にしかない。 年老いた父をみていてつくづくその様に感じた。 私たちが体験できるのは他人の死でしかない。 自分の死を意識できない。 自分の死を意識できないというのは 幸福なのかもしれない。 死んでしまったら何もなくなる、 そう思うから人は不安になるわけだが からだが動かなくなるとは 三次元にいる必要がないから 動かなくなるわけで 三次元しか私たちは知らないから からだが動かなくなれば 「私」はいなくなる と思い込む。 確かに今この

曖昧なわたし

忘れっぽい。 近頃まぁやり終えたと思ったらきれいさっぱり忘れる。 記憶の容量が少なすぎで端から消去していかないとならないのだろう。 職場の先輩は記憶力がいいので、人のやったことも覚えていてくれる。で忘れないようにしてくれている。 ついつい先輩に頼っているものだからますます忘れっぽくなっている。 いや人のせいではない。私自身に危機感がないからだろう。 すぐ会話のなかで「アレ」だの「ソレ」だの。 一体なんのこと言っているのか、本人の頭の中にはあるものの名詞が出ない。 頭の

文章で伝えることの難しさ

分かりやすく簡略化して書くことの難しさ。 近頃何かにつけて思うことだ。 なんのことなのか?と言えば 職場で目を通して理解してもらう文章を書くことについて。 私は支店の総務系を担当しているので、 本社内から来ている通知の中で 個人が必要なものをピックアップして 再度必要なところだけを書き出し 掲示板にアップする。 例えば、 今使っているネット環境が変わるので 各自ログインパスワードの変更をかけないとならない とか、 給与明細書のペーパーレス化の同意書や 各自で明細を見

成功がセオリー通りにいかないのはなぜなのか?

ランチの席で一緒に食べている後輩からお菓子を頂く。 近頃では珍しくない、キャラクターを付けた限定品。頂いたお菓子も「アナと雪の女王」のプリントがされていた。 アナ雪と言えば子供だけでなく大人にも受けたので続編?をするとか。 エルサとアナのキャラクターのどちらか好きかで性格も分かる気がしないでもないな、と思ったり。 もっとも今日はそんなことではなく、アナの相手役として出てきたハンス王子の話。 アナ雪を、ご覧になっていない方に説明すると、ハンス王子は他国の王子なんだが、アナと

欲望と向上心の差とは何か?

そもそも欲望とはなにか? 例えば 「有名になりたい」 「お金持ちになりたい」 「異性にモテたい」 などなど。 漠然としていて自分が欲しいもの。 「欲しく望む」とは字のごとく。 それでは向上心とは? こちらはもっと具体的なもの。 例えば先ほどの欲で言えば 「作品で有名になりたい」 「遊んで暮らせるくらいお金持ちになりたい」 「黙っていても異性が声を掛けてくるようにモテたい」 などというように より具体的になり頭の中には比べる対象が浮かんでいるのでは

人生ってRPGゲームみたいなのかも知れない。

帰宅時乗換駅を歩いていると 本日最終日。限定販売です! と大きな声が聞こえる。 メロンパンだかシュークリームなのか、両方のいいところをとったようなものが売られているらしい。 らしい。と言うのは見ていないから。 私が興味をひいたのはその、声の大きさだ。 凄いなぁと素直に思う。大声を出して注目を浴びることが苦手なのだ。 大声に限ったことでもなく挨拶もなんだか苦手だ。 社内では挨拶するのに一歩外に出ると無視する、そんな人が多い。 いつしか私もそれを真似る様になった

ブルーアンバー

ブルーアンバー。 紫外線を当てると青く光る。 アンバーは鉱物ではないから研磨すると直ぐ削れてしまう。 このアンバーは原石を自分で削ったもの。 ほんとうに面白いくらいあっという間に削れてしまう。 それは繊細なこころとおなじなのかもしれない。 鋼の刃で研磨され過ぎるとあっという間に小さくなる。 美しい姿を見せるには多少の研磨は大切なのだけど適当なところで止めないとアンバーはせっかくの存在が小さくなってしまう。 だから。削るのは楽だが形が見えた時点で直ぐどういう形に整えるの