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推しの子考察 星野アイはカミキヒカルを許している

2023/7/20時点の考察です

今回は短いがいつもの突拍子もない考察と違い
ほぼ確定である事象のみを扱おうと思う
もしこの部分が間違っていたとしたら、推しの子が終了しても全ての考察を消さずに取っておき、全ての冒頭に「全然違ってました😢」と入れて消えないネットタトゥーとして残しておく事をここに誓う

星野アイはカミキヒカルを許している
以下に理由を説明していこう







15年の嘘は星野アイの半生を描いた映画になる

116話でこのような描写がある

これは100%の確率で星野アイは自分を殺した男を許していると考えられる
なぜなら星野アイは自分が殺される可能性が高い事を知っていたので監督にDVDを死の直前に渡せている

そして、カミキヒカルに電話ボックスから電話をしており、スマホにカミキヒカルの連絡先は入っていなかった。これは自分が殺されたとしても警察からカミキヒカルを守るためだ。

DVDの中身についても、アクアはDVDを15歳の時に中身を見ているはずだが、アクアはずっと犯人である父親を探しているので、ここでも父親が誰なのかは明かされていない。復讐して欲しくないからだろう。直前で子供に父親を紹介しようと電話しているのにだ。自分が殺されるとしたら父親として紹介しようとしているカミキヒカルであると確信しているために、自分が死んだ後の事を考え、警察、一護社長、アクアから彼を守るために徹底した秘密主義とも言える隠し方をしていると考えるのが妥当である
DVDの中身として112話の描写から確定しているのは、ルビーが見ればショックを受ける内容であり、子供がいることを暴露することに理解が得られる内容、つまり、ルビーの夢を壊すようなアイのドロドロとした内情と、暴露欲求に基づいた子供がいることを暴露したいという思いが詰まっているのは確定だと言える

チョット不満そうな顔

監督もインタビューでこの様に言っていることから断罪する映画ではなく、星野アイの半生を描いたものになったからこそ「普遍的なエンタメに仕上がった」と言っているのだろう


それはアイの意思と違うことを
わかっているからこそ止めなければならない

アイの考え方をほぼ完全にトレースでき、アイの気持ちを理解できるあかねもまた、こう言っているため、断罪する映画を作るために悪意に満ちた台本を書いたアクアと監督を止めるために動こうとしているのだろう

かぐや様は告らせたいを全巻読んだ結果



赤坂アカ先生は完全に悪いキャラを書く事はない。それはかぐや様は告らせたいを見れば明らかだ。すべてはディスコミュニケーションによるすれ違いであり、しっかりと腹を割って話せば分かり会えるのが赤坂先生が思い描く世界なのだろう。それは今作2.5次元舞台編でもよく描かれているし、前作かぐや様は告らせたいを全巻読めば、よりわかると思う

2.5次元舞台編は作者の気持ちがかなり代弁されていると感じた


カミキヒカルは誤解によって星野アイを殺害してしまった。自分は愛されていないと考えたのだろう。故に自分が星野アイを殺害したにも関わらず、星野アイが許していたという事実を知れば、自分はそれほどまでに愛されていた事が証明され、実行犯のリョースケと同じ道を辿る可能性が高い。断罪するまでもなく復讐は達成されるというわけだ。
カミキヒカルがリョースケを使わずにしっかりと星野アイと会った上で腹を割って話せていたらこうはならなかった。ハッピーエンドで終わったかぐや様とは違い、人を殺してしまったため、取り返しの付かない物語になるのが今作であると考えれる


補足:ララライワークショップについて

物語の鍵を握っているのがララライワークショップでの出来事だが
これについてもほぼ確定と言えるのが
ララライワークショップで性的なトラブルが有り解散になったという事だ


確定的ではない予想


性的なトラブルとは何かについては議論が分かれるところであるので以下は確定ではないが記述しておく
ララライワークショップヤリサー説、売春斡旋所説、男女間トラブルによって解散説、などが考えられるがこれらの内容全てが入った複合的な場合も有り得るだろう
ララライワークショップは外部からの人間を取り入れていたため、少しずつスーフリのようなヤリサーと化していき、それが発展して業界への枕やコネづくりを兼ねた都合の良い売春斡旋所を担っていくと同時に、男女間トラブルによって明るみに出てしまったと言うパターンだ
これはララライの看板役者として期待されていたが、全く代表作のないカミキヒカルが16歳でララライワークショップをやめて、その後大学を卒業した後に、カミキプロダクションを設立できるのは相当無理があるため、
この謎を解消するためには、彼も芸能界の闇の被害者であり、それを利用し脅迫めいた事をしたからこそカミキプロダクションを設立出来たと考えると非常に丸いと言える。


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