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4ヶ月間、育休ボランティアで未経験のライターに挑戦してみて


ママボランというサービスを使い、ボランティアを4ヶ月間してきました。他社で3ヶ月間、ボランティアを経験できるサービスです(私は延長して4ヶ月間やりました)。インセンティブとしてカウンセリング・研修・コーチングなどが受けられます。

本職はSEですが、ボランティアでは未経験のライター業務にチャレンジしました。

転職レポート 1本
会員インタビュー 7本
企業インタビュー 1本

成果としては、合計9本の原稿を執筆。

ママボランを使ったワーキングママたちにインタビューをして、ライティングする業務を中心にやっていました。今回はボランティアを4ヶ月間やってみての感想です。




なぜ育休中にボランティアをしたのか?


社会に恩返ししたかったから。


子どもが産まれて、「えっ、手厚い…!」と思う機会がたくさんありました。出産して10万円もらえたり、子どもの医療費が無料だったり(MRIまで撮ったのに)。無料で使える子育て支援センターの存在にも救われてます。

誰かが頑張って稼いでくれた税金に助けられている。本当にありがたいと思うのと同時に、自分にも何かできないかな?と考えるようになりました。

はじめは貧困家庭の子どもへの食事提供や孤食解消、地域の繋がりなどを目的とした「子ども食堂」でボランティアをしようかなと考えていました。しかし育児をしながら現地へ行くのは、時間確保が難しいと断念。オンラインでもできるボランティアがないか探したところ、ヒットしたのがママボランでした。


実働時間


息子が寝てからライティングをしていたので、大体1日1,2時間でした。
「1週間で1本、原稿を仕上げてくれれば」と言われていたので、平日に少しずつ進めて渡していました。そのため週5~10時間くらいの実働でした。

ちょっとだけ後悔しているのが、もっと息子が月齢が早い時にボランティアすればよかった!ということ。

ちょうどボランティアを開始した時期が、息子の後追いが激しくなった時で、日中家にいる時はベビーサークルに一緒に幽閉されていました。

そうするとパソコンでの業務がほとんどできず。。
(録画を見てライティングをするのはスマホだと難しかった)

息子を寝かしつけて、家事を片づけ、ライティング業務に取りかかる日々でした。


ママさんにインタビューをしてみて


ここからボランティアの感想です。


意識が高いワーママたち


みなさん、意識が高い。

育休中にスクールへ通ったり、国家資格を取っている人なんかもいました。
スクールはデザイン系、資格はキャリアコンサルタントをとっている人が多かったです。

4人の子どもを育てながら資格を取ったり、スクールに通いながら未経験の企業に転職したり、「この人の1日、48時間あるな???」と錯覚するママさんも何人かいました。

キャリアについて私は「まぁゆるーくSEを続けていければ…」と考えている人間だったので、皆さんのまっすぐなエネルギーにすごく勇気をもらいました。


悩むワーママたち


意識が高いママさんの話を聞いて、勇気づけられるのと同時に
みんな何かしらの悩みを抱えていることが知れて、安心する自分もいました。

どうしても育休中って、1人になりやすいというか、閉じた世界になりがちです。
子育ての相談はまだしやすいけど、キャリアの相談ができる場所は限られます。

このままSEでやっていけるか?副業していくべきか?などなど、
私もぼんやりとした悩みをずっと抱えていました。

まぁ自分の場合、「解決したい!」よりも、「なんかモヤモヤとしてるから共感してくれ」の方が強かったんですよね。でもそれさえできないのが辛かった。

一方で主人は転職したばかりで、めちゃめちゃ忙しそうだけど、やりがい持って働いている。いいな〜〜〜という気持ちが強くなり、どうしても素直に話が聞けないレベルまでモヤモヤしてました。

でもインタビューを通して、たくさんのママさんが、悩みながらも選択している姿を見て、「そりゃ悩んでいるのって自分だけじゃないよな」と当たり前のことに気づけました。


はじめてのライティングをしてみて


次にライティングの感想。

フィードバックがめちゃくちゃありがたかった。
ボランティア先の社員の方が、いろいろとフィードバックをくれました。もうホント、お世話になりっぱなしで…!

はじめはインタビューで言っていたことを全て記事に落とし込もうとしていたのですが、「いやこれ、ただ録音を文字起こししてるだけやん」と気づきました。

サービスの魅力を伝えるためには、どのエピソードを削って、どの部分を盛り上げればいいのか…

フィードバックをもとに、手探り状態でひたすらライティングをする4ヶ月でした。大変だったけれど、途中で「こう書いていけばいいのかな」と分かってくる手応えみたいなのがあって、楽しかったです。この辺はまた別記事にまとめます。


これからのキャリア


育休ボランティアをして、文章に携わる仕事に就きたい!と思うようになりました。詳しくはこちらの記事でも書いています。

ただ明らかに経験が足りてないので、まずは実績作りからかな〜と思っています。とりあえずポートフォリオを作ってみました。1記事しかないけど。

過去に営業職だったのですが、生理的に合わなくて。
「あぁ自分は人との喋るのが向いていないんだな」と思っていたのですが、今回のインタビューで、「あれ?インタビューも楽しいぞ?」と気づきました。

おそらく「人と喋る」のは好きだけど、「相手が喋っていることを理解して、自分の意見をまとめて、人に喋る」ということが不得手ということに気づきました。つまりマルチタスクが大の苦手。

インタビューならある程度の形式が出来上がっているし、自分の意見は文章でまとめればいいから苦痛じゃなかった。

そんなことが分かっただけでも収穫でした。

とりあえずSEは続けていって、ゆるーくライターも目指していこうかなと。すぐにでもライターになりたい!というわけじゃないけど、ゆくゆくはライター1本で食べていけたらいいなぁとか思ったり。とりあえず5年以内が目標。


育休ボランティアのススメ


「これからのキャリアのために、別の企業の仕事を経験したい」みたいな意識高めの人もいれば、

「子育てが孤独すぎる。いろいろ悩みを話したい」みたいなメンタル安定を求める人もいます。

育休ボランティアと聞くと「別企業で働くなんてムリムリ!」とハードル高めに感じる人もいると思いますが、まぁボランティアなんで(元も子もない)。

「ちょっとこの仕事やってみたかったんだよね〜」くらいのテンションで応募しちゃって全然いいと思います。企業側もボランティアの人が子育て中ってことを知って仕事を振ってくれるし、3ヶ月って期限も決まっているので。

ボランティアがきっかけで転職を考えたり、ボランティア先と業務委託を結んだり、縁ができている人もたくさんいました。反対に他社を経験したことで、「自社って最高の環境やな」と気づく人も。

子育て中って子どもでいっぱいいっぱいになっちゃうけど、ボランティアをすることで自分自身を見つめられる良いきっかけになるんじゃないかなぁと。

ちょっと悩んだらとりあえず一歩踏み出すのもアリだと思います。

私の書いた記事で、1人でも多くのママさんが勇気づけられたらいいな。


参考になったよ〜!というかたは、
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ポートフォリオnoteの記事を見て「お、ライターを頼んでやってもいいかな?」と思われた方は、ぜひこちらまでメールお願いします。


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