2月に第一子が生まれ、ミルクと母乳の混合で育てています。

完全母乳にする気は全くありません。

ただSNSを見ると、「おっぱいを吸ってくれない」「完全母乳にしたいのに」と悩むママたちが多いことを知りました。

そんな悩めるママたちとは反対に、「完全母乳じゃなくて全然いい！」と思っている私です。

・ミルクなら主人や母に見てもらえる。
・母乳が出なくなった時にミルクをあげられる。

そんなメリットがあるのも理由の１つですが、一番の理由は、

自分が完全ミルクで育てられたから

これに尽きると思います。

30年前、完全ミルクで育てられた私

私はアラサーなので、約30年前に完全ミルクで育てられました。

理由は簡単で、私の母のおっぱいが出なかったから。

ちなみに自分が完全ミルクで育てられたと知ったのは、一年くらい前のことです（笑）

私の妊娠が発覚し、ミルクと母乳の話になった時に「完全ミルクで育てたよ」と言われ、「え〜〜〜そうなの〜〜〜！！？」と驚いた記憶があります。

粉ミルクの歴史を調べたところ、私が生まれた頃にはこのような粉ミルクが売っていました。

ここから4回の「乳児の発育・哺乳量・便性調査」と、1回の「日本人の母乳組成調査」を経て、現在の粉ミルクになっているそうです。

30年前のミルクでも、すくすく育った

当たり前なんですが、今のミルクの方が母乳に近いはずです。

先ほどのページを見てみると、30年前のミルクには配合されてなかった栄養素もありました。

だけど私・・・めちゃくちゃ健康です（笑）

富山県が出している母乳のメリットのページにはこう書いてあります。

１つずつ、現在の自分の状況を書きながら見ていきます。

・母乳には赤ちゃんに必要な栄養素がすべて含まれています。
→必要な栄養素がなくても元気に育ちました。

・消化吸収しやすいのでアレルギーになりにくい。
→金属アレルギーですが、多分これ母乳は関係ない。

・丈夫になり病気にかかりにくい。
→大きな病気になったことがないです。入院も人生で1回しかしたことないです（産後）

・赤ちゃんのあごの発達を助け、健康な歯の基礎をつくる。
→歯並びは確かに非常に悪かった……。10年近く矯正していました。ただ父親の歯並びがガッタガタなので、遺伝の可能性もあり。

・乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクを減らせる。
→生きてます。

・新鮮な母乳をいつでも安心して飲める。
・お母さんとのスキンシップで安心感が与えられる。
→この辺は母から聞いてないので分からず。

ちなみに妹が1人いるのですが、彼女も完全ミルクで育ちました。
彼女も健康体で、特にアレルギーなどもなし。
姉妹揃って健康に生きています。

母乳だろうがミルクだろうが子供は気にしてない

「完全ミルクで育てられた」と知って、抱いた感想は

「ふーーーーーーん」

でした（笑）

いやもう、割とどっちでもいいというか……。
無事にすくすく育ったし、大きな病気も怪我もなかったし、骨密度は男性の平均以上あるし（これはホント謎）。

突然ですけど、「母乳で育った？ミルクで育った？」とか友達と話したことあります？私はありません。

そうなんですよね。「学歴」とか「収入」とかで比較することはあっても、「母乳だから勝ち組」「ミルクだから負け組」とか比較することってないですよね。

だけど母になった瞬間に突然「母乳問題」が出てくる。不思議。

もちろん自分も母になったので、完全母乳にこだわることへの理解はあるつもりです。

だけど子供からしたら「どっちでもいいから、お腹いっぱいにさせてくれ」というのが本音だと思います。

たとえば今、母親から「完全ミルクで育ててごめんね」と謝られても、
「え、全然気にしてないですけど……」と真顔で言っちゃいますね。

お腹いっぱいにしてくれて、オムツ替えてくれて、泣いたら抱っこしてくれて感謝〜〜〜！という気持ちだけです。

以上が「自分が完全母乳にこだわらない理由」でした！

「完全ミルクで育てられて、すくすく育った子供」のデータが、私と妹の2人だけという大変心許ないデータで申し訳ないです（笑）

ただ完全母乳にできなくて悩んでいるママの少しでも救いになれば嬉しいです！

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