光浦靖子さんがテレビブロスで約17年にわたって連載をやっていること、ご存知ですか？　当連載がスタートしたのは2003年6月7日号！「脈アリ？　脈ナシ？　傷なめクラブ」というタイトルでスタートしました。くだらないけど、なんか深い。そんなお悩みに、光浦さんが時に真剣に、時に辛辣に、読者から送られてくる小さき苦悩と向き合ってきました。

そんな連載も、今年5月から無事にnoteへお引っ越し！　紙からWEBへ移動しても毎月元気に傷なめクラブは開催されてます。

まずはnoteへ引っ越した初めての回（こちらは最後まで無料で読めます）

「ステイホーム期間中、マジで暇です」という質問者が、光浦さんにステイホームの楽しい乗り切り方を聞いた回。この連載は時事性のあるお悩みが多いので、読み返しながら、「ああ、5月はみんな家にいてそんな思いを抱えていて過ごしていたな」と、自分のことを振り返りつつ読むこともできます。実は留学を控えていた光浦さん、なんとこの時期は妹さんのご家族のおうちに住まわれていたそうで。「家なき子だけど、充実した日々を過ごしています」という答えから始まる居候生活のひきこもごもは必読です。そういえば、もう家なき子を脱し、無事にお引っ越しされたのでしょうか？　今度聞かせてください。

6月に公開されたnote版「傷なめクラブ」第2回。

「若いときは食べすぎても太らなかったのに、今は息を吸ってるだけで太ります」というアラフォーならではの悩みを抱えた質問者。スタイル抜群の光浦さんに、体型維持の秘訣を聞いてみました。すると光浦さんが、15年間同じ体重をキープしているという衝撃の事実も判明。ぽっちゃりしていた頃のイメージから、会うたびに「光浦、痩せたぁ？　痩せたでしょ？　痩せたでしょ？」と早口で迫ってくる、という磯野貴理子さんのエピソードも”らしさ”があふれていて、その光景を思い浮かべるとマスクの下でニヤリ笑いが止まりません。有料部分では、光浦さんがステイホーム期間で増量してしまったその根源となる”ある食べ物”について明かしてくれてます。気になる方は、ぜひ会員登録して（初月無料です！）みてくださいね。

7月に公開されたnote版「傷なめクラブ」第3回。

よく行くドラッグストアのマスクイケメン店員へ淡い思いを抱く質問者さんからの、恋愛相談です。何度もコミュニケーションを取り、なんとなく「脈あり」なんじゃないかと思いながらも、相手のマスクを取った顔を見て幻滅するのも、自分のマスクを取った顔を見せて幻滅されるのも怖いという乙女心。ここで、めげずにアタックした方が、とか、諦めた方がいいんじゃない？などという答えが出てこないのが光浦さんの回答者としての秀逸な点。まさかの人々が抱く「美」への期待感をずばり言い当てた、「だからマスクは美しく見えるんですよ。悪いところを隠すからじゃないんですね。隠れたところに、理想を当てはめるからなんですね」という一文は、蛍光マーカーでアンダーライン引いておきたい。

8月に公開されたnote版「傷なめクラブ」第4回。

なんとなくノースリーブの女への恐怖心を抱く質問者の女性。ノースリーブそのものというより、堂々と腕を丸出しにしている姿に、にじみ出る自信などを感じ取り、恐怖心を感じているとのこと。ノースリーブがピッチリしていればいるほど怖い、というその気持ち、100％共感はできなくても、なんとなく理解できる方も少なくなさそう。こんな黒い感情を抱える質問者に対し、バッサリ切るのかと思いきや「アナタ……もしかして……脇に対して優しいんじゃないですか？」と優しく語りかける光浦さん、最高です。しかも、ノースリーブ女に対する、光浦さんオリジナルの呪詛の内容が、くだらなすぎて（褒め言葉です）。きっと質問者も、何に悩んでいたのか、どうでも良くなったことでしょう。

そして、先日公開されたばかりのnote版「傷なめクラブ」第5回。

年齢と共に涙腺がゆるくなり、このままだと職場で急に泣き出すやばいおばさんになってしまう！と危機感を抱いている方からのお悩み。わかる、めちゃくちゃわかります。そんな苦悩を抱える方に、光浦さんはまさかの伝説的番組「めちゃイケ」のエピソードを交えて答えてくれたのでした。光浦さんの涙腺が崩壊してしまった決定的な出来事は、当時めちゃイケを観ていた人であれば、そういえばそんな場面、あったような……そしてあの番組の光浦さん、よく泣いてたな……と記憶の扉が急に開くこともあることでしょう。

先日（2020年9月10日）オンエアされた「アメトーーク！」女芸人の特集回に出演し、遺憾なく”らしさ”を発揮されていた光浦さん。

今夜のおかずの悩みから、人生相談まで。誰もが持つ大小の傷をなめあいながらなんとかやっていきましょうね、そんな気持ちにさせてくれる「傷なめクラブ」。皆様からのお悩み、お待ちしております！

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