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【記録】トレパク記事をきっかけに著作権を少し勉強した話。

みなさんこんにちは。
ゲームとTwitter大好きな小鳥と申します。
以前のトレパク疑惑について指摘した記事は読んでいただけましたか?
末尾に貼り付けていますのでよかったらご覧ください!

本題です。
「コピーライト書き換えは絶対にダメ」
「トレパクは権利侵害」

という認識で書いた前記事ですが、その後勉強することでより知見が深まりました。
第三者が!と言われるかもですが、書き起こすことで自身の整理にもなりますので、備忘として残すことにしました。
みなさんにも伝われば幸いです。

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  1. 勉強したことの記録、解説

  2. 勉強した上で思うこと

  3. 界隈ごと腐らないために


1.勉強したことの記録、解説

簡単ではありますが、結論を述べます。
・トレパクそのものが問題ではない。著作権者に許可を得ていないことが問題。
・親告罪は無罪ではない。
・親告罪でも、疑いを述べることは問題ない。
と認識しました。順に解説します。

・トレパクそのものが問題ではない。著作権者に許可を得ていないことが問題。
→言われてみればその通りなのですが、なかなか言語化できませんでした。
著作物を許可なく勝手に使用することが問題なのです。もっと言えば、トレースして自作として発表するなんてあり得ません。
コピーライトの書き換えなんて言語道断です。

・親告罪は「被害者が被害を訴え出なければ無罪」ではない。犯罪行為である。
万引きの例で考えてみましょう。
盗んだことがバレていなければ罪ではないと言えるのでしょうか?
答えはもちろんNOです。
バレていないだけで犯罪行為です。

・親告罪でも、疑いを述べることは問題ない。
→これも万引きの例で考えてみましょう。
「この人万引きした!」と店(権利者)や周囲に報告することは悪いことではありません。
もちろん、誤報だった場合は制裁が下ります。

2.勉強した上で思うこと
少し分かったので熱く語ってますが、私も含めて著作権意識が希薄な方は一定数います。
「そう指摘しているあなたのアイコンはなんなんだ」
とくでぃんくでぃん氏やフォロワーから言われたこともありました。

こちらについては申し訳ありませんでした。の一言に尽きます。
※その話は並行して話をするので、あなたのトレパク疑惑と一緒に話をしましょうと返したところ、くでぃんくでぃん氏からブロックされました。

本件もあり、指摘したり議論する人間が著作権侵害していると思われるのはよろしくないと考え、私自身もアイコンを変えました。

前置きが長くなってしまいましたが、ここ数日でたどり着いた私の持論を述べます。

(本来、著作権侵害は第三者が白黒を論ずるべきではない、という前提ではありますが)
トレスを含む著作権侵害行為を擁護・あるいは黙認する姿勢はSNSにおける著作権侵害行為をはびこらせる原因の一つになっている。
のではないかと。

割れ窓理論、腐ったみかんが全部を腐らせる話ですね。
私も含め、著作権利者からの許諾なく作品を無断で使用してはいけない。となんとなくでも知っている人達の視点では
「なんでトレパク主がこんな堂々としていられるのか」
「なぜ誰も指摘しないのか」
という疑問をまず持ちます。

タクトイラスト界隈は自浄作用のない幼い界隈
と、私の目には映りました。
※私自身はりゅうおうの表記が不適切であった問題時に返金に応じられなかったので辞めた身です。。

また、支持者の中には著作権法を正しく理解していながら黙認する人もいる。
という点も新しい発見でした。後述しますが、誰にとってもいい話になりません。

3.界隈ごと腐らせないために

件のくでぃんくでぃん氏に対してもお世話になったり、楽しい思いをさせてくれたこともあると思います。
しかし、彼を放置しておくことはタクト界隈、もっと言えばドラクエ界隈が一般人から悪い目で見られることになり得ます。

もちろん、お世話になった人に言及するのは簡単なことではありません。誰かが指摘するだろう。と放置するのが、一番楽です。

しかし、大好きな人だからこそ、汚点は晴らす/禊を済ませて汚れなく尊敬したいものではないでしょうか。
くでぃんくでぃん氏への擁護にも
「応援しています!」
「負けないでください!」
「いつもありがとうございます」
といった声が多く見受けられました。彼の人徳が伺えますね。
しかし。。

誰一人として「くでぃんくでぃん氏が著作権を侵害していない」ことを、著作権法や過去の判例等の客観的な情報で証明しようとする人はいませんでした。

推測にはなりますが、擁護している方々も薄々以上はくでぃんくでぃん氏が悪いことをしているのではないかと疑惑を持っているはずです。

ただ、それを受け入れてしまうと「悪いことをしているくでぃんくでぃん氏を大好きな自分」が生まれてしまいます。これはなかなか受け止められるものではありません。

彼らは自身の心の安定のために「嘘ではない」擁護(法律ではなく人格面の肯定)に走ってしまうのでしょう。

先の記事でも述べましたが、大好きな人の葉の面を受け入れることは心の負担が大きく、とても難しいことです。

私の経験の話になりますが、ゲスの極み乙女というバンドが大好きでした。が、突如浮気報道が報じられて干されることに。しかし真摯な謝罪、長い年月を経て今も活躍しています。
悪いことはした。それに向き合って謝罪した。
そして更なる芸術を生み出した。

これはなかなかできることではありません。過去の汚点は消えませんが、とても素晴らしいことと思います。

責めることが悪いことと認識してしまう人もいると思います。敢えて述べます。
悪いことを責めてもその人を裏切ったことにはなりません。
むしろ黙認してのさばらせて、結果としてその人の評判をさらに下げることの方がよほど裏切りになります。

大好きな人に悪いことをしているのか聞くことはとても勇気のいることです。
難しいことと思います。しかし、大好きな人のためにも、何よりファンのあなたの心のためにも、汚点を晴らさせることは必要なことです。

最後にお願いを述べて締めとさせていただきます。


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多くの方の目に留まることが目標です。
よろしくお願いいたします。


次回は開示請求について書こうと思います。

全ての表現者の権利が守られますように。


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