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英語と日本語の拍

書きかけ

拍数

日本語は英語より拍数が多い。「English」はEng-lishで2拍だが「イングリッシュ」は6拍だ。
(宿題:拍について後でもっと調べる。モーラ など)

Engを「い、ん、ぐ」と考えるか「Eng」とひとまとまりで捉えるかの違いは、話せるか、聞けるかに大きく響く。

理屈っぽいが、ネイティブでない人が大人になってから言語を勉強するには、理屈がないと問題があることにすら気づけなかったりする。昔ALCか何かでそんな特集があってとても役にたった。

強拍

どこに強拍(Stress)を置くかが英語では重要。

[余談]
アクセント(Accent)と言う単語は「なまり」と言う意味で使われることが多い。Japanese Accent で日本語なまり、とか。
(Accent is a) way of pronunciation particular to a speaker or group of speakers. https://en.wikipedia.org/wiki/Accent

英語の強拍は「強い」と言うよりは長くて少し高い音になる。

音が高くなるのは日本語のアクセントと似ている。

長い、と言うのは正確かどうかわからないが、Stressのある音節は母音がはっきり発音される。Stressのない部分は母音が曖昧になったり、落っこちたりする。この辺はさじ加減。人によっても違うと思う。

日本語の拍は割と一定に進むが、英語の一音節の長さは話し手の加減で大きく変わる。日本語のような言語の方が実は多数派。英語は少数派。

アフリカの言語は拍が一定に流れるタイプで、これが音楽のリズムに関係すると言う推量を菊地成孔がしていて面白かった(憂鬱と官能を教えた学校)。英語は本来リズム音痴。アメリカ音楽がリズムで世界をリードするのは、アフリカ由来の止まらないポリリズムの影響がなんとか。

面白いのは弱拍化が文単位でも起こること。I don't speak English と言う場合(文脈にもよるが)don't と English が重要で、他の単語はなくても推測できる。そうすると I と speak は丸ごと弱拍化になってほとんど聞こえなかったり、ものすごく短く発音されたりする。英語が早くて聞き取れないと感じるのはこんなことも関係する。

威勢のいい「いらっしゃいませ」の「い」が聞こえないのと似ているなとも思う。日本語でも頭で考えている通りの発音をしていないことはよくある。


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