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メローディーのない歌詞か詩

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歌詞に対する苦手意識を何とかしようと始めた、そもそも曲にするつもりなく考えた「歌詞(詩?)」です。露骨に並んだ言葉を出していくと考えると恥ずかしいものがあるのですが、まぁ、とりあ… もっと読む
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メローディーのない歌詞か詩

 私は歌詞を書くのにすごく苦手意識があります。そこで、言葉選びの練習…ってわけでもないですが、詩と歌詞の中間のようなものを書いていくことにしました。  曲を作るのは時間がかかってそんなに更新も出来ないのですが、今後はこういった歌詞につながる言葉の練習的なものもアップしていこうかなぁと思っています。…やっぱりこういう言葉を露骨に出していくのって、かなり恥ずかしかったりするんですけどね…、まぁそれも慣れかなと思って続けてみる事にします。  頑張るぞ~!(楽しい優先で😊)  そ

「私はアジフライがいい」

「私はアジフライがいい」 きのう UFOをみた そう思ったのですが それは サンマでした 空飛ぶサンマ 私は写真をとりました おいおい 困るなあ だまって写真をとるなんて 文句サンマになりました 空を飛ぶのですね と聞くと 秋でないときは 鳥として生きている 常識だぜ 翼の胸ビレを 見せつけられました これから暑い海の上で こんがり焼かれてくるそうです 秋には美味しい 焼きサンマになって 帰ってくるそうなので しょう油と大根おろし 準備して待っとけよと 言われまし

「かき」

「かき」 キミはまだ蕾だよね もうすぐ花になるのかな そしたらすぐに あおいかわいい実になって オレンジの りっぱな果実になるんだろうね 置いてけぼりの 気になっちゃうんだけど 毎年これを繰り返し 繰り返してるんだよね いいかげん嫌になって 疲れちゃいそうだけど それが命ってものなのかな  私は柿の花を見たことがありません。毎年気付くと青い小さな柿の実がついているんです。でも今年、珍しく出来たばかりの蕾を発見しまして、ここのところ、その柿の木の前を通る時には観察するよ

「散歩中」

「散歩中」  私はよく散歩をする。仕事がうまくいった日、そのまますぐ帰らずにグルグルと遠回りしながら歩き回るのが好きなんだ。すっかり慣れたと思ってる仕事ではあるのだけど、やっぱり毎回プレッシャーを感じたりしているんだろう。今回もやりきった、という解放感が心地良く、散歩はそれを何倍にも気分を爽快にしてくれるのだった。  この日も、私はいつものように気分良く仕事終わりの散歩を楽しんでいた。爽やかに吹く風がとても快適だ。しかし、この気分は背中からかけられた声によって壊された。

「母の日」

「母の日」 母の日のプレゼント どうして使ってくれないの 一生の宝物って言いながら いつも使ってくれないの 箱に仕舞われたまま 忘れ去られていくの 似合う?って 気に入ってもらえる?って 使いやすい?って 選んで選んで贈るのだけど いつも使ってくれないの どうしてなのかな 本当は気に入らないのかな いろいろ考えちゃうんだけど 結局また準備するの 今回は使ってほしいな 母の日のプレゼント  世のお母さんたち、ぜひ受け取ったプレゼントを使ってあげてくださいませ。汚れたり壊れた

「はじめの一歩」

「はじめの一歩」 はじめの一歩は左足 そうしたら バランスよく 勢いよく テンポよく ずっと歩いていけるのです もしも右から踏み出せば ぎこちなく 違和感に包まれながら ずるずると 歩いていくのでしょう だから はじめの一歩は左足 私のルール 幸せになるルール たぶんね  皆様、なにかしらジンクスを気にして生活しているのでしょうか? すごく(…というほどでもないですけど)気になります。私は…そうですね、かなり縛られている方だと思います。スイッチを入れる順番から物を取

「愛しの欠片」

「愛しの欠片」 つくりだすもの 言葉 音楽 絵画 ぜんぶ わたし 受け入れられても 受け入れられなくても ぜんぶ わたし いま生まれた瞬間も 過去になっても 最期に目を閉じる時まで 大切なわたしの欠片 わたしだけは ぜったいに切り捨てない ぜったいに裏切らない そういう欠片  目を通して頂き、どうもありがとうございました。

「蝸牛としあわせ」

「蝸牛としあわせ」 いま 雨が降っています 傘をさして きのう買ったばかりの 真っ白な靴に 土色の点々が増えていくのを 無念に思いながら はやくバスが 来てくれないものかと ひとり佇んでいます ふと 横の紫陽花を向けば 葉っぱの上では蝸牛が 私の顔を見上げています もうすぐ雨はやむよ そうしたら虹が出るよ 虹を渡れば 幸せの場所だよ 蝸牛の誘惑に いろいろと 思う事はありますが いまは靴が真っ白なら わたしは幸せかな  内容とは関係ないんですが、今回からサムネイルの

「箱舟」

「箱舟」 夜汽車に乗って行きましょう 見知らぬ場所へどこまでも 客車の中にはボク一人 ほかにはいろんな生き物で だけどもボクは知っている も一つどこかに人の種 見つけて両手で包みましょう そしたらボクも仲間入り きっとカノジョも仲間入り  目を通して頂き、どうもありがとうございます。

「ミルク」

「ミルク」 ヤツは見下ろしていた キッタネェ うずくまる私に言った イヤなヤツだ ヤツは持って来た 箱入りミルク やっぱ キッタネェ イヤなヤツだ ヤツは空箱を替えた 箱入りミルク お腹を満たし 壊す イヤなヤツだ ヤツは幾度か現れ ミルクは私の命となった そしてそのたび言った キッタネェ と イヤなヤツだ いつの日か 私はミルクを残した ヤツは新しい箱入りミルクを手に 見下ろして きっと言うだろう キッタネェ 静かに 私は目を瞑る  詩の投稿を始めて

「人は矛盾の生き物です」

「人は矛盾の生き物です」 ワシは名声なんかいらん 金が欲しいんじゃ ワタシはお金が欲しいんじゃない 愛が欲しいの オレは愛はいらない 名声が欲しいんだ それならそれぞれ 交換すれば良いんじゃないかね        じゃ! それはイヤ よ!       だ!  私も今持ってるモノを捨てなければいけないなら、多分欲しくないと思う。ノドから手が出る程欲しい~と言っている物でも。  ところで、今回のようなものは「詩」と言って良いのでしょうか? それとも「ショートショート」

「重い瞼」

「重い瞼」 ほら もう 目覚ましの声 春ですか 寝惚け眼を上に これは香 春ですかね 瞳にひとしずく 甘い蜜 春ですからね  目を通して頂き、ありがとうございました。

「トンネル」

「トンネル」 私は生きてる 延々つづく もぐら穴 いつしかワタシはモグラになって でも灯り取りの下では私になって 少しだけ迷う事もあるんだけど コレが普通って安心もしている  そんなトンネルで、  いつも、グルグル廻りながら生きてます。人生ってそんなもんですよね? …私だけじゃないですよね?  最後まで目を通して頂き、どうもありがとうございました。

「私のロボット」

「私のロボット」 私のロボット 笑顔ニコニコ        両手パタパタ 私のロボット すこし汚れて        綺麗コシコシ        左手パタパタ 私のロボット へんな音出て        調整キリキリ        右手パタパタ 私のロボット あし動かない        修理カタカタ        両手パタパタ ワタシの修繕 誰かヨロシク お願いしたいんですけどねぇ  サムネイルのイラスト、ベースは家にいるLOVOTさんです。足が付いてたり、似て異なる