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【手放しから学ぶ】価値がないと確信すること

手放したもののから得られた学びについて書いています。

物を手放すうえで厄介な執着心。

この執着心の元になってる感情を感じ切ることで、気づきが得られ、負の感情を抱いていた不用品にさえも感謝しやすくなっています。

今回、手放したものは、かさ上げ台。

洗濯機の脚の下に置いて、
振動を和らげたり、
ホースの通りを良くしたり、
洗濯機の下の掃除をしやすくしたりという利点を魅力に感じました。

プラスチックでできてて、
シンプルなつくりなので、
100均で売ってくれよ、と思いますが、これがAmazonなどで
¥1,500~7,000くらい値が張るから驚き。

ピンキリがあるにしても、ボッタクリすぎでしょう?と思わざるを得ない。

たかが知れてる原価の消耗品に対して定価で買うのも気が引けたので、フリマアプリで美品を購入。

それでも¥1,000。送料が¥750と手数料が¥100だから、ほとんど手数料。

本体には価値がないということだ。

さて実際使ってみたら、あらいいじゃない。

高さが6cmだから、ベランダに置いてる洗濯機の下にサンダルを忍ばせられるようにもなったわ♡

しかし肝心な、振動による音は特に変わらない。

しかも、1週間も経たないうちに振動で、洗濯機がかさ上げ台から外れた。

これでは洗濯機が壊れてしまう。

本末転倒だし、危ない。

ベランダの床のペンキの跡がついてしまったから、洗剤でゴシゴシ洗っても元には戻らなかった。

捨てるにしても嵩張るし、何よりなんか悔しい。

Amazonのレビューには好感を持ってるユーザーもいるみたいだし、うちの洗濯機とは相性かよくなかっただけ?

格安なら、もらってくれる人、いるかも。

てな訳で、ダメ元でフリマアプリに利益なしの価格で出品した。

そしたらなんと数日で売れた。

このガラクタが目の前から消えてくれてせいせいする。

しかし、そのために、洗浄、撮影、出品説明、梱包、発送など手間がかかってるから、総合的にマイナス面の方が多い買い物だった。

けど、こういう見方もある。

使ってみないと、どれほど使い物にならないかなんて、実際どのところわからない。

私はAmazonレビューは低評価から確認するタイプだけど、売れ筋商品は高評価の人の方が多い。

この商品も人気で、けっこう良いレビューが多かったんだ。

悪い評価もあったけど、利点に期待して、騙されたと思って買ってみた。

世の中、買う前は魅力的に見えても、実際はガラクタなもので溢れてる。

だから、買い物って難しい。

買うのは簡単だけど、失敗した時の悔しさに向き合うのがしんどい。

でも向き合わないでいると、深く学べずに同じような失敗を繰り返す。

失敗と言ってもまぁ、今回の商品は「価値の低いものだと確信できたこと」には、大いに価値があったんだと思う。

だから、手元に残ったものはないどころか、失ったものの方が多いけど、かけがえのない経験値は上がったので、プラマイゼロなんだ。

そう思えたら、なんか気持ちもスッキリしました。

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