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題目『きょむ』

 今宵のTwilloの冒険の題目は『きょむ』。

 なんだ。
  何もないな。。
   何も。
  ない。。


今宵は "新月" 。
 まあ、どうせ曇天だから上にある天空は見えないけど。。
  見えたとしても。
 そこには、月はない。。


 何もない状態を。
"新しい始まり" つまり "新月" と呼ぶとは。。
 なんだか象徴的ですな。

「虚無」と聞くと。
  何もない、空虚な、むなしい感触があるけれど。。
   それこそが。

  "新しい始まり" 


 若い時分に、ちょっとカッコつけて。
ニーチェの "ツァラトゥストラ" なんぞ読んだりしたものだから。。
  ニヒリズム(虚無主義)に触れてみたコトはあった。
 あんまりよく解らなかったけどね。。

 学者でも、芸術家でもないから。
"この世の実在" とか "永劫回帰" とか、難しいコトはよく解らない。。
  きっと。
 誰にも解らないのでは。。

 まったく、かけ離れてはいるかも知れないけれど。
中学の理科で習った "作用と反作用の法則" なんてのも。。
 なんだか同じ世界にあるんだな、と思わせるね。
そういう世界なんだよ。。きっと。


 難しい話はやめよう。
「虚無」の存在が深まるばかりだ。。
  ニーチェは "神は死んだ" と記したけど。
 神々が生きていた時代がよかったのかも。。

よく解らないコトは。
 神々に丸投げしちゃえばいいんだ。。
  全部、神様のおかげ、神様のせい。
 信じてなくても、そう考えればいいんだ。。


 月も無くなって。
それが "新しい始まり" で。。

 その他のコトも。
それと同じ。。

みんな、どれもこれも。
 神様のおかげ、神様のせい。。


『きょむ』はある。
  いや。。
 何もないんだから "ある" とは言わないか。
まあ、いずれにしても「虚無」があって。。
 それが。
"新しい始まり" の合図だ。。

 まるで母親のお腹に入ったみたいではないか。
『きょむ』は何もなくて、透明で。。
  神々しい。


 "新月" の夜だ。
ゆっくりと『きょむ』に浸ろう。。

 そして『きょむ』に浸りきった、この感触を。

        "新しい始まり" とするのですぞ(ニヤリ)。。。



 Twilloでのワタクシのいつもの最後のセリフ。。
「ワタクシは自分では値段を決めていない。のです。。よ。。。」
適当なものを「サポート」のところに入れておいていただければ
幸いです。。。

 

いつものTwilloでの最後のセリフ。。 「ワタクシは自分では値段を設定していないのですよ。。。」 適当なものをここに置いていただければ。 幸いです。。。