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保育士の仕事現実

私の仕事は保育士です、保育士試験に2年かけて合格し、保育士証が手元届く前から仕事を探してすぐに仕事が決まりました。
なんとか今までやめることなく仕事を続けてきていろいろなことがわかってきました。
楽しかったこと、辛かったこと…
本当にいろいろありました。
今回は私が思った超リアルな話をしたいと思います。


良かったこと



なによりも間近に子供の成長が見られます。
昨日までできなかったことが急にできたりする瞬間が見られて自分の子のように嬉しくなります。
毎日、毎日同じことの繰り返しが子供を成長させ、決まりがあるなかで本当に著しく成長していく子供達。
時には優しく、時には真剣に叱る。
さまざまなことが毎日あります。
自分に懐くと本当にかわいく幸せな瞬間です。

時には保護者に感謝され、温かい言葉を頂いたり、年度末にはお手紙を頂いたりしてこの仕事をしてて本当に良かったと思うことがあります。

やはり体力仕事なので、疲れるが体をたくさん動かせる、乳児組なら立ったり座ったりしなくてはいけないし、幼児組なら園庭や公園などで思いっきり鬼ごっこや遊具をしたりできます。軽くストレッチもできちゃいますよ!

保育士は女性が多いため友達?知り合い?がたくさんできます。職場の人ということで、プライベートまで付き合うかどうかは人によりますが、同じ志を持った人の集まりですので真面目できちんとしている人が多いと思います。

保育園によりますが、給食が食べれることが幸せです!
主婦にとって誰かに作ってもらった食事を頂くのって幸せに感じませんか?
保育園の給食は基本とても薄味ですが、栄養満点でお腹いっぱい食べています。しかもおやつまであります。手作りおやつや季節のおやつなど保育士にとって結構楽しみの一つです。
子供と一緒でお肉メニューの日はなんだかテンションあがり、朝から給食目当てに頑張ることもあります!

現状、保育士不足が続いている以上、転職するならいくらでも求人はあります、○○市 求人 と検索しても、保育士求人かと思うくらい保育士の求人はたくさんあります。
選べますが、やはり自分にとって外せない部分は誰でもあるはずなのでなかなかあるようでないですね…

悪かったこと



幼児組では園庭で毎日、遊びます。公園にお散歩に行くこともありますし、夏にはプールもあります。同然、日焼けするので万全な対策が必要です。正直なところ長時間、外で遊ぶのは辛いです。
季節がいい時は気持ちいいですが、暑かったり寒かったりしても子供は元気に遊びます!
私は冬は毎年、しもやけができます…

世の中でも問題になっていますが、とにかく薄給です、毎月の給料明細を確認してガックリすることも多々あります。
【誰にでもできる仕事】という考えが未だにあり、なかなか評価されない…
本当に辛い、こんなに頑張っているのに…

子供の命を預かっている以上一切手を抜けません、ひとつ間違ったら命に関わることもあります、どんなときも細心の注意を払い、気を使います。
特に乳児組はケガや誤食がないよう気を付けます。

これは保育園によりますが、常に人手不足のところは急な休みはとりにくいです。急な休みは突然やってきます、でも人手不足だとなかなか言い出せず無理したり、なんとか都合をつけたりして出勤することもあります。
ほんと辛いです…

とにかく体力がいる仕事なので、すぐに疲れてしまう人や病気をもらいやすい人は向いてないかもしれません。
特に保育士1年目はいろいろな感染症がもれなく付いてきます。そのうちに免疫もできてきますが。
睡眠不足はもってのほかです、保育士は保育中もさまざまなことを考えながら仕事をしなくてはいけません、睡眠不足でぼーっとしてなんかいられません。

一番の悩みはやはり人間関係でしょうか?
女の職場です、いやな人は当然います。
特に複数担任のクラスは悩み事がつきません。時にはいじめられたりして退職する人もいるほどです。
辛いですね…


まとめ


保育士に憧れる人はたくさんいると思います。
中には天職だ!っと思えるぐらい楽しんで仕事をしてる人もいると思います。
ここに書いたことは、すべての保育士に当てはまることではないかもしれませんがこの先、保育士の配置基準が見直され、もっと余裕ある保育ができるようになることを切に願います。
現状は本当に余裕のない保育なので、事故などが稀ですが起こってしまっています。
大変残念なことですが…
いろいろなことが改善され、保育士を長く続ける人が増えるといいですね!


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