見出し画像

Joint Task PerformanceとInterpersonal Postural Coordination

Interpersonal movement coordination(対人運動協調)という話題です。

ASD等の神経発達症の子どもたちに「運動/身体」という枠組みから他者と協調関係を築いていくことを支援していきたい。

論文の一部から抜粋して読んでみます。

Interpersonal synergies
Michael A. Riley, Michael J. Richardson, Kevin Shockley and Verónica C. Ramenzoni : Front. Psychol., 09 March 2011 https://doi.org/10.3389/fpsyg.2011.00038

Interpersonal Manual–Postural Synergies

他者の動作/行動に関する情報に合わせて自己の身体を調整する能力について調査した論文が紹介されていました。

Ramenzoni, V. C. (2008). Effects of Joint Task Performance on Interpersonal Postural Coordination. Unpublished doctoral dissertation, University of Cincinnati, Cincinnati, OH.

博士論文?みたいですね。一応、全文見れますので興味ある方は探してください。

まぁどんな方法かと言いますと…

輪っかへのポインティングみたいな感じです。

ここでは、手と腰部に加速度計?を付けてそれぞれのパラメータを抽出したり、協調関係を再帰性定量化分析(CRQA)にて行っています。

画像1

Interpersonal synergies
Michael A. Riley, Michael J. Richardson, Kevin Shockley and Verónica C. Ramenzoni : Front. Psychol., 09 March 2011 https://doi.org/10.3389/fpsyg.2011.00038

輪っかが直径10cm、6cm、2.5cmと難易度設定があり、課題の難易度が高くなるにつれて、参加者の手と胴体の動きは次第に協調的になることが示されました。

「遊び」としても楽しそうな感じがするし、ペア遊びとしての他者との協調関係を観察する上でも良いかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?