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【マッチレビュー】23-24プレミアリーグ第14節 Newcastle vs Manchester Utd

ざっくり試合まとめ

⚪︎点差以上にニューカッスルがマンチェスターUを圧倒。
⚪︎ゴードン、ホームで4戦連発。

経験を積む若手MF

 両者ともに欠場者が多く、最近売り出し中の若手選手が先発に名を連ねた。ニューカッスルは67番のルイス・マイリー、マンチェスターUは37番のコビー・メイヌーと10代の超新星である。
 マイリーは正確なパスや的確なフリーランニングに体躯を活かしたタックルで貢献。チームが生み出すスピーディな流れにしっかりと乗れていた。まだ線が細く身体的に成長途上であることを考えると今後どんな選手になるのか非常に楽しみである。
 メイヌーは展開的に持ち味を発揮するのは難しい試合であったが、ボール保持時の落ち着きは凄まじかった。個人的にはワンタッチパスを出す際の身体の向きの微調整が巧みだなと感じた(伝われ)。
今回の相方はマクトミネイだったが、カゼミロやアムラバトといった守備的な選手と組んで守備の負担を減らし、ブルーノとのコンビプレーが増えると面白いのではないだろうか。
 マイリーはフル出場、メイヌーは80分までプレー。強度の高いこの試合で長い時間ピッチに立った経験は今後に必ず活きるだろう。

どっしり構えるCB

 マンチェスターUは再び存在感を示しているマグワイアとLSBが本職のショーをCBの先発で起用した。ショーに関してはリンデレフやヴァランを差し置いてである。この起用は今回の試合においては正解だったと思う。
 マグワイアはスピードで後手に回る場面もあったが、危険とみるやファウルで止めたり、シュートブロックの後に2度3度競ったりと要所で好守を見せていた。
 ショーは抜群のポジショニングで幾度もクロスボールを跳ね返すなど終始冷静にプレー。15分のイサクへの対応は本当に素晴らしいものだった。
 2人の活躍で最小失点に抑えられていたことで試合は最後まで緊張感があり、最後のパワープレーに見応えが感じられた。

サブポジションでの躍動

 ニューカッスルのリヴラメントは本職ではないLSBで出場機会を得ている。バーンやターゲットの離脱によってチャンスが巡ってきているが、ここまでは監督の期待に応えるパフォーマンスを見せている。マンチェスターU戦もタイミングの良い駆け上がりにキレのあるドリブル、素早いカバーリング等持ち味を発揮していた。
 主力のバーンは守備的、リヴラメントは攻撃的な選手で今後は使い分けていくことを考慮すべきかもしれない。

MOTM

 チャンスメイクしまくるトリッピアーやデュエルに勝ちまくるジョエリントンも捨てがたいが、個人的にはシェアを選出したい。ロングフィードにミドルシュート、ドリブル、オーバーラップとやりたい放題でCBであることを疑うほどだったが、しっかりと効果的なものが多かった。守備もラッセルズとともに安定感があった。

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