2022年1月6日

暇だなーと思いつつ、録画消費をしていると、春高特集があった。そういえば始まってるなー。今年はどうなるかなー。東山1回戦敗退!?なんてことを考えながら、なんとなく、アプリで2回戦の色んな試合を見ていた。

まずは女子で東九州龍谷VS共栄学園
録画で見ていた中で注目選手として東龍の選手が挙げられていたから気になって見始めた。東龍はその選手だけでなく色んな選手が満遍なく決めていく。対する共栄は1人の選手がずっと決め続ける。1セット目25-18で落とした時も、その18点中10点が1人の選手だった。正直、見ていて、真逆のスタイルだし、1人で戦うにも限界がある。このまま東龍が勝つだろうなと思っていたら、2セット目で共栄の選手が爆発し、そのまま2セット取り返してまさかの逆転勝利。1人で42得点。とてつもない点数。身長170cmながら、大活躍だった。この時点でもう春高おもしろ!!!ってなってた。

ここからは全部男子

続いて清風VS県立岐阜商業
清風は今大会の優勝候補であり、その理由として、世代ナンバーワンセッターを抱えていた。春高でも最も注目されていた選手だったと思う。自分も大会前から知っていたし、見るのが楽しみだった。しかし、県立岐阜商業がダークホースだった。注目されているだけあって、清風の試合の組み立て方は面白かった。これが世代ナンバーワンと評されるセッターかと。ただ、県立岐阜商業は粘り続けるどころか、昨日の勢いそのままにリードを保ち続ける。そこから、連続サービスエースを叩き出したりして、さらに突き放す。まさかの展開に浮き足立つ場面もあったけれど、エースの1本で再び引き締め、ストレートで破ってしまった。初日の東山の敗戦同様、優勝候補が初戦から消える展開に、今年の春高は大荒れだって印象が植え付けられた。

その裏で行われていたのが習志野VS玉野光南
初日に優勝候補と呼ばれていた東山を破ったことで一気に注目を集めていた習志野高校。しかも、最高到達点が既に350cmあるというエースを抱えている。将来的に日本代表に選ばれてもおかしくない。そんな前評判のなか始まった試合。全然別の選手が活躍しまくる展開だった。序盤こそシーソーゲームになっていたけれど、徐々に引き離し、2セット目には大差が付いていた。そんなに?と思っていた習志野のエースも本調子が出てきてスパイクを決めまくる。さすがに勝負ついちゃったかなと思った頃の、玉野光南のタイムアウトでの監督の言葉「将来のジャパンが止めにきてんぞ!仕方ないだろ!」思わず笑う選手たち。そこから雰囲気はまた変わり、自分たちのやりたいバレーを楽しくプレーする。お互いにバレーを楽しむ試合。見ていてすごく心地よかった。最後まで諦めずに、楽しくやり続ける。これも、高校生ならではのいいシーンかなと思いました。

そして、鎮西VS埼玉栄
地元熊本では無敵となってしまっている鎮西高校。畑野監督いつになったら辞めるんだよでお馴染み鎮西高校。今大会の優勝候補である反面、大荒れの中、どうなるか注目の1戦だった。序盤、リードされ続け、嫌なムードが漂う。東山、清風に続いて鎮西も負けてしまうのかと。ただ、中盤以降は盛り返し、気がつけばいつもの淡々と勝利を決める鎮西の姿が。優勝候補が消えていく中、安定の勝利をもぎ取る鎮西高校、さすがでした。

最後は仙台商業VS駿台学園
昼寝をして起きたらやっていた試合。駿台もシードだしなーと思っていたら1セット目取られる展開。2セット目は取り返し運命の最終セット。お互いのエースが点を奪い合う展開。お互いがエースにボールを集め、お互いが相手のエースに3枚ブロックをつく。しかし、お互いのエースは決め続ける。その中でも、徐々に駿台がリードを広げる。しかし、仙台商業も一歩も引かない。確実に、今日の試合の中でもトップクラスの熱戦でした。大接戦。面白かった。

そんな感じで、春高をひたすら見てました。明日も見てます。せっかく東京に来たから、生で観戦したかったけど、無観客での開催だから残念。でも、ネットで見れるいい時代になりましたね。

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