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宗教やセミナーの名を借りた、詐欺組織を見破る簡単な方法

<ENGLISH>

 世の中には星の数ほどの宗教団体や自己啓発セミナーやスピリチュアルカウンセリングがあって、一体どれが健全で信用できるものなのか、どれが詐欺組織なのかを見分けるのは、一見とても難しそうに思えます。
 しかし、実は非常に簡単な方法で、見分けられるものです。
 それは、当たり前のようですが、金が掛かるか掛からないかです。
 やたらとお金が掛かる宗教やセミナーやカウンセリングは全て詐欺であって、どんなに立派な教えを説いていても、それは単に参加者をその気にさせて金を巻き上げる為の作り話にしか過ぎません。これは絶対的に断言できます。
 何故なら健全な団体ならば、全ての人の幸せを願う集団であるはずであって、教えも活動もそれに沿ったものであるはずです。そのような人々の幸せを願うはずの団体が、やたら、お金を払う事を求めてくるということは、そこには、その団体の主催者の「もっとお金が欲しい」という極めて世俗的な本音や邪念があるちがいないからです。
 団体の主催者に金銭的な邪念がある以上、そのようなや団体が説いていることは全て、建前に過ぎず、本音は「素直に言う事を聞いて騙されて、俺たちに金を払いなさい!」ということだけです。つまり、オレオレ詐欺などの犯罪組織と全く同じ犯罪集団に過ぎないということです。
 団体組織である場合は、集会所などの施設が必要なので、ある程度のお金が必要であることは確かです。しかし、それは、スポーツジムと同じで、月々の会費で賄えるはずです。つまり、端的に言って、スポーツジム以上の会費を取っている団体は、必ず誰かが不当に儲けようとしていると判断して間違いないということです。
 もし、貴方が誰かに宗教団体らしきものに誘われたときは、必ず幾ら掛かるかを確認するべきで、逆にお金は掛からないとか、気持ち次第などとあいまいな事を言われたときも怪しんで本当の事を確認した方が良いと思います。
 いずれにしても、スポーツジムの会費以上のお金が掛かりそうだと分かった時点で、すぐに詐欺的組織と判断して一切の縁を切るべきだと思います。
 ただ、普通のキリスト教教会や長い伝統のある宗教団体でも、収入の1割か2割を寄付することに成っている所もありますので、必ずしも、お金だけで判断できない面もあることも確かですが、やはり、収入の1割や2割というのはどう考えても取り過ぎているし、そんなにお金を集めてそれをどのように使っているのかは、しっかりとチェックすべきだと思います。
 また、世界平和や福祉活動の為などと称して、お金を集める場合もあるようですが、その場合は、本当にそのような活動実体があるのかどうかを客観的な証拠を探して確認するべきだと思います。
 いずれにしても、その団体や団体の主催者に「もっとお金が欲しい!」という邪念が無い限り、必要経費以上のお金を求められる事も絶対にないはずなので、お金が必要以上に掛かる団体は、例外なく悪質な詐欺組織であると判断して間違いないと思います。
 何故なら、お金を払えば救われるなどという宗教的な根拠も、心理学的な根拠も霊的な根拠も一切ないからです。
 もし、個人的な宗教家や占い師や霊感師からアドバイスを受けて、高額なお金を要求された場合でも、高額なお金を要求する様な人は邪念に塗れており、そのような人の霊感は、とても低俗な霊感なので、例えどうでもいい事を驚くほどズバズバと的中させたとしても、本当に本人の人間的な成長や真の幸福に繋がるようなアドバイスが出来るほどの徳は持ってないので、その程度の人に高額なお金を払うような価値は無いと断言できます。
 つまり、本当に本人の為になるようなアドバイスをくれる人は、そもそもお金を取らないので、逆に言えば、高額なお金を取る人や団体からは絶対に為になるアドバイスなど貰えないということです。

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