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将来のMLBスターがわが町から生まれるのか?

昨日次男をピックアップするため高校へ行くと、いつも通る裏口通りをパトカーがふさいでいて、何か物々しい。

只事ならぬ事件でも起きたのか?と一瞬焦ったが、生徒たちがいつものように淡々と出てきた。

よく見ると野球グラウンドで試合でもあったのか、ユニフォーム姿の選手たちがちらほら。次男が出てきて、こう言った。

「野球選手にスポンサーがついた」

どうやら野球場で何かのセレモニーがあり、全校生徒が集められていたようだった。自宅に帰ると校長からメールが届いていた。

「わが高校から初めてGatorade New Jersey Baseball Player of the YearにSteven Echavarriaくんが選ばれました」

ほう、その大発表会がグラウンドであったんかい。

今年で38年目になる同賞は、全米50州から優秀な男女スポーツ選手(野球、フットボール、ソフトボールなど)を各一人ずつ選出するもの。過去の受賞者はデレク・ジーター(元ヤンキース)、クレイトン・カーショウ(現ドジャース)、ペイトン・マニング(元コルツ&ブロンコス)など錚々たる選手を輩出している。

ネットで検索してみると、エチャベリアくんは「最高97マイル(156km)の速球に鋭く曲がるスライダーが武器」って、スゴイじゃないか!

彼は学業成績も素晴らしく、秋からはUniversity Of Florida に行くことが決まっているそうだ。とはいえ、7/9-11に開催されるMLBドラフトで、上位指名され高額の契約金を積まれるか、子供の頃から憧れの球団に指名されるか、何らかの理由で大学に断りを入れプロ入りする高校生もいる。

日本と違って高卒即戦力なんてことはないMLB、大学で実力を伸ばしてからプロ入りの方がいいんじゃないかと思うが、こればかりはやってみないとわからない。

そういえばアメリカの高校から鳴り物入りでソフトバンクに入団した選手はその後どうなったのだろう?

デレク・ジーターはUniversity of  Michiganに内定していたものの、憧れのヤンキースにドラフト1位指名され、入学辞退しプロ入り。同期のホルへ・ポサーダ捕手が初めてジーターを見たとき「あれがオレらのドラ1?あんなヒョロヒョロで何ができるんだ?」と嘲笑したそうだが、3年目にはレギュラーになり、その後の活躍ぶりは説明の余地がない。

スティーブン・エチャベリアくん、ファイティン!(韓ドラの見過ぎ)

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