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70年代ドラマ「水もれ甲介」を思い出した朝

雨の日曜日、どしゃ降りのためサッカーを諦めて家でまったりしていたら、地下からきこえてきた妻の悲鳴🙀

何事かと降りてみると、地下室の洗濯部屋の床が水浸しになっている。どこから漏れているのかを確かめると、どうやら洗濯機と外の排水管を繋ぐパイプが詰まっているようだった。

月曜朝イチに電話してPlumberに来てもらうことになった。そして私の脳内はこの曲が連続再生されている。

🎵 水もれーこうすけー 🎵

「水もれ甲介」は石立鉄男主演の人気ドラマで、私が小6のとき放送していた。クラスでもみんな見ていて、とても人気のあるドラマだった。

主人公の三ツ森甲介は、しっかりものでイケメンの弟・テルと違って不器用でおっちょこちょい。家出していたが養父が倒れ実家の水道屋を継ぐことに。

水道管を修理してもきちんと直せず水もれになってしまうことから「水もれ甲介」と職人さんたちにあだ名をつけられている。

弟・輝夫(テル)を演じていたのが原田大二郎で妹・朝美(チャミー)が村地弘美。

村地弘美は当時15歳でまだ中学生なのに大学受験生高3の役を演じていた。小6の私にはまったく問題ないように見えて、その大人びたルックスと可愛らしさに世の男子はノックアウトされていた。

当時私の姉が「明星」「平凡」という人気雑誌を愛読していたので「村地弘美まだ中学生」情報もそこから仕入れたものだった。

血のつながりのない義兄二人も近所のおじさんやお兄さんもみんな「チャミー」と呼ぶので本名(役名)が何か忘れているところ、たまに母親役の赤木春恵が「あさみ!」と呼ぶので「そうか、“あさみ”だった」と正気に戻るのだった。

1974年10月から75年3月まで放送ということは、私が小学校卒業するまでの半年間。まだのんびりした、いい時代だった。

それから間もなく村地弘美さんを見かけなくなり、どうしたのかと思ったら、高校の同級生と結婚して引退されたようだった。

私と年が3つしか違わないのに、ものすごく大人の美しい女優さんだった。

今水道屋さんを待っているのだが「水もれ甲介」じゃなければいいなぁ😂

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