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Taylor Swift “The Tortured Poets Department” を聴きながら日曜早朝ラン

金曜日に発売されたばかりの新譜(死語?)をききながら走るサンデーモーニング。

CDを購入したわけではなく、Spotifyで聴く。昨日ニューヨークタイムズに本作の批評が載っていたが、率直な私的印象は「暗い」。

通常盤が16曲で、アンソロジー・バージョンは15曲追加で31曲、120分超の大作だ。

1年半前にアルバム出したあと全世界をツアーで回っているのに猛烈な多作ぶり。前作をつくったあとすぐに本作に取りかかったらしい。

ツアーではバカでかいスタジアムをすべてソールドアウト、ツアーグッズはバカ売れ、彼氏の出るアメフト🏈試合の観客増員・テレビ視聴率アップと、まさに行くところ敵なしの社会現象は「テイラー効果」と呼ばれている。

フットボールの「フ」の字も知らないローティーンの女の子が彼氏の試合を見に来て「Go Taylor’s Boyfriend 」の手書きボードを掲げて応援する。「テイラーのカレシってどんな顔なの?」と興味津々でスタジアムに来るそうだ😅

ツアーチケットは最低でも1万5千円くらいするので、ファンは生活費を切り詰めコンサートに行く。

目当てのツアーグッズを買うため、10代の子供の親は徹夜で並ばなければならないらしい。

一家4人でコンサートに来てグッズを買ったら10万円かかるだろう。

そんなテイラーの新作だが、若い頃の純情可憐なラブソングと違って放送禁止用語も飛び出す歌も多い。

Spotifyでは「この歌ヤバいあるヨ」の注釈がつけてあるが、例えば小さい子供が乗っていると親は車の中で聴けないだろう。

親はどうしているのか、老婆心ながら気になってしまう。

テイラーがデビューした頃、メインのファンはローティーンの女の子だった。それから約20年経ち、当時の子供が親になり、その子供がファンになっているのだろう。

今年は大統領選の年で前回民主党バイデン指示を表明したテイラーだが、今のところ沈黙を保っている。

バイデンはあの手この手でアプローチしていると思われるが、果たしてテイラーはどうするのか?彼女がある政党に指示を表明すると影響力は莫大で、トランプ陣営もそれを恐れている。

大統領選をも左右するテイラー・スウィフト、すごすぎる😳

コロナになってからCD発売が相次いでいるが、どれも内省的で地味な作品が多い。個人的にはもう少し明るいポップな曲も歌ってもらいたい。

そんなことを思いながら2時間強のアンソロジー版を流して筋トレ💪中の日曜朝。

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