本の紹介「企業としてみた戦国大名」真山知幸
みなさまこんにちはm(__)m
一気に暑くなりましたね。今年も暑い日が続くんでしょうか。
体調には気を付けていかないといけないですね。
本日は戦国大名を企業としてみた場合という
なんか発想が面白かったので借りてきました。
確かに戦国時代の大名たちそれぞれに独立した地方政権を樹立していたわけでるから戦争だけでなりたつわけじゃないですからね。
織田家
実力主義でトップが怖いベンチャー企業
即断即決
圧倒的機動力
独断専行
実力主義
ハイリターン
豊臣家
企業買収で急成長した新興企業
一代で成り上がったみんなの人気者
地元のつながり
ときには汚れ仕事も引き受ける
チェーン展開して全国制覇
どんどん吸収していく
入社後のギャップにご用心
人を斬るのは嫌いだが…兵糧攻め・耳鼻そぎ
ばらまき
徳川家
人材を生かして組織力を強化したホワイト企業
不自由を常として機を待つ
他人次第の人生を自分らしく
上からの指示はすぐにやる
敵対勢力も自軍に
気づかい満点
ステップアップは慎重に
世代交代、健康管理もぬかりなく
武田家
アピール上手だけど内情は危ない老舗企業
伝統ある名家
鎌倉時代からの名家
内政、人材
内紛の中で育ち暴君になった信虎
敵対者の娘と政略結婚
国人の独立志向
振り返れば誰も…
実の息子によって追放
実は家臣の主導
家臣への気遣いから生まれたマネジメント
常勝軍団の演出
情報発信で相手をビビらせる
具体的に恩賞を示した
優秀な後継者を潰す
自分が親を追放したことが
会社についている社員か、社長である自分自身についている社員か
勝頼は諏訪家を継がせる予定だった
孫の信勝を後継者へと考えていた
時すでに遅し
事業継承はむずかしい
上杉家
努力や苦労が報われないブラック企業
豪雪地帯での過酷すぎるプロジェクト
売りあげよりも理念の義の武将
お上の後ろ盾が欲しくてたまらない
内乱を抑えつつ、当主と認められるのに働きかけなけらばならなかった
拗ねてしまって引退宣言
臣下は気を使いまくる
困った社長だが、どこか憎めない
軍神は経済でも優秀
毛利家
一大グループを作った理想的なホワイト企業
知る人ぞ知るホワイトな環境
自主性を重んじ、家臣たちに権限を譲渡
家来に寛大だった
幼少期に度重なる人生の不幸…乞食若殿
健康に気を配り、勢力を吟味
己を律し、組織の規律を高める
しっかりと書面で残す
スローガンで皆の心を一つに
百万一診
恩も恨みも忘れない
一大コンツェルンを築く
三本の矢は作り話
三子訓戒状
事業継承もスムーズに
今川家
ベンチャーに追い込まれた名門企業
大勢力を誇った名家が一転して没落
桶狭間の戦い
実は優秀?
お家騒動マニュアルを作成
今川仮名目録
新しい人材登用と経済性政策
巨大勢力と手を組み発展
雪斎
社内外のパワーバランスを考慮し、事前に手を打つ名経営者
井伊谷徳政、楽市
北条家
従業員ファーストの大手企業
戦国時代と並走した名家
実はエリート
流行り病にも即対応
心構えからマナー作法までこと細やかに
理念を受け継ぐ
領民目線で税制や訴訟制度もしっかりと
会長と社長の二頭体制
あえての滅亡
真田家
すきま産業で生き抜いた中小企業
大手か中小か綱渡り
親会社で鍛えられ子会社の社長に
相次ぐ親会社の倒産
時勢を的確にとらえて、迅速に行動
大手の合併にも守り切る
親会社に資本を出させて居城をつくる
ふたりの息子はそれぞれの親会社に
アイデア商品を開発
大友家
地方で急成長したグローバル企業
国際派
お家騒動
愛は盲目
合議制
貿易で大儲け
名君か暴君か
女癖の悪さ
伊達家
したたかな社長率いる体育会系企業
遅れてきた武将
生まれる時代は選べない
デビュー戦でやりすぎる
自分より巨大なリーダーに悩む
意外と細かい
管理はきっちり
他人のせいでは許さない
とことん熱い男
真田信繁の妻子を預かる
朝倉家
カリスマ社長とベテラン社員が支えた老舗企業
伝説だらけの名門
祖先がアワビに助けられた?からアワビ食べるの禁止
チャンスと見れば下克上
世襲から実力主義への転換を図った
ベテラン家臣がリーダーを支える
できる男に頼りすぎて没落
朝倉家を知り尽くした朝倉宗滴
なんだかんだで安定していた
長曾我部家
中央進出をもくろんだ上昇志向の地方企業
天下人にはなり損ねたが
負けず嫌いでこっそり練習
無口で引きこもり
秘めたる闘志
情報戦も有効に
自分の間違いを素直に認める
耳の痛い発言も聞き入れる度量
敵将にも優しい
はい終了ですm(__)m
戦国武将の意外な一面を垣間見ることができたのは面白かったですし
そういう風に考えるといまも戦国時代と変わらないですね。
そう考えるだけでワクワクしますし…😁
そんなことあるわけないですよね…