サービスデザイナーの入社エントリ
こんにちは、藤井さとみです。新卒社員さんの新生活が始まる2024年4月1日、私も気持ち新たに、デザイン会社である「株式会社コンセント」に入社するはこびとなりました。
私にとってコンセントは2社目となり、人生で初めて職場が変わります。入社して約1ヶ月ほど経つということで今の気づきを記事に残しておこうと思いnoteを書いています。
コンセントに入社した経緯
きっかけ
元々コンセントのことは経産省のサービスデザインに関する調査研究・プロジェクト受託をしていた企業として知っておりまして、知り合いもちょうど数ヶ月前に入社したとのことで何度も名前を聞いていました。
人事や人材開発に興味があり、サービスデザイン領域の職種で求人を探していたところだったので、せっかくなら受けてみようとコンセントの門を叩き(文学的表現。正確にはコーポレートサイトの採用情報から普通に応募しました)、縁あって入社することになりました。
なぜコンセントに?
数回の面接を経て、マインドセットが近い感覚があったためです。「デザインでひらく、デザインをひらく」というコンセントのミッションが示すように、省庁とプロジェクトをされていたり、デザイナーの技術マトリクスを公開されていたり、デザインを一部の専門家だけのスキルにしない風土も良いなと思いました。
また、私自身が大学時代フリーペーパーを作っていたのですが、コンセントの背景としてエディトリアルの文脈がある(!)ということを知り、ここからも近しいマインドがありそうだなと感じていました。
入社してみてどうだったか?
「個人」がやりたいことを尊重し合う文化がある
まずはとにかくこの一言に尽きるなと思っています。制度・ツール・人の様々な側面からこの文化を感じました。
例えば制度面では、目標設定の項目に「個人の大目標」と「個人が今年やりたいこと」という項目があります(!)。ここは何を書いても良く、ここだけはマネージャーも関与しないよ!と言ってもらえます。実際に評価の対象になる目標は「組織がやってほしいこと」と「個人がやりたいこと」をすり合わせて作成しますが、とにかく個人の大目標があることに驚きました。詳しくはこちらの記事を参照ください〜。
他にも、コンセントへの仕事依頼は社員に共有され、オープンなスレッド内でプロジェクト参画の募集があります。それに対して社員は「参加したいです!」と立候補をしているのです(!)。もちろん自分の目標を知っている上長から「こんな仕事があるよ」と声をかけてもらったり、指名されたりすることもあります。
プロジェクト依頼のスレッドに返信される理由とスキルを添えられたたくさんの立候補コメントを見ると、私も頑張らなきゃと前向きな気持ちになれます。(最終的にはプロジェクト責任者が総合的に判断して誰をプロジェクトにアサインするか決めています)
社員の皆さんもフレンドリーで、自分の趣味や好きなことを開示している方も多かったです。(部活という名前の趣味コミュニティがTeams上にた……っくさんあります。)
あなたは〇〇に興味があるんですね、私は〇〇に興味があるんですよ、と自分は自分、相手は相手、と「受容して興味を持つ」ところが居心地が良いなと感じました。
標準化・集合知の意識が高い
入社1日目からひしひしと感じていたのがコレです。何事にもマニュアルや勉強会のログ(例えば、初回のヒアリングや提案書作り、目標設定…)が残されていて、基準点が分かるようになっているのが本当に助かっています。入社してから必要な情報はポータルにまとまっており、私の場合はマネージャーがNotionにチェックリスト化してくださっていて、空き時間にちょこちょこ進めることができました。
また、入社するとマネージャー(目標や稼働管理などを相談できる)・チューター(プロジェクトの相談をできる先輩社員さん)・メンター(それ以外のことなんでも相談できる)の3者が決まり、週に1回ほどの1on1面談を実施してもらえます。どんなに人見知りでも、遠隔でも、まずは3人頻繁に喋れる人ができます(笑)!
私の場合はメンターの方が積極的に社員さんとのランチやご飯を設定してくださり、入社してまだ3回しかオフィスに出社してないのですが、顔見知りが増えてきました。(ランチや夜ご飯代は会社から補助が出ます!チキンメンタルでも誘いやすい!)いつもありがとうございます〜!
また勉強会や共有会の多くはオープンに声かけがされており、部署関係なく参加することができます。自分の興味のあることや知識をまとめたオープンなドキュメント(Notion)もストックされており、こちらも回覧できます。
なんとなくの感覚なのですが、自分の学習や気づきを共有することが推奨されており、Notion上にナレッジ共有できるページが設けられているという側面もありつつ、社員さんはなんだか楽しんでやっていそう(に、見える)なのが新鮮でした。よって、私も楽しい気持ちで情報にアクセスできているのかなと思います。
先ほどの「個人のやりたいことを尊重し合う文化」の話につながりますが、彼らの学習は自分のやりたいことの延長線にあるから、共有も楽しんでできるのかな、と個人的に推測しています。そのあたりどうでしょうか。コンセントの皆さん。
会社が社員を信用してくれている気がする
例えば、業務品質向上を目的にした書籍(プロジェクトのためだけでなく、自分のスキル向上のための書籍も含む)や業務に必要な備品(保護フォルムや充電ケーブルなど)は、一定の水準内で上長の承認なく購入できます。(他にもリモート勤務に必要な備品はポイント制で借りることもできます!でもまだ借りてない!)
社員によっては裁量労働制、遠方勤務や週4日勤務と様々な働き方を相談できるなど、社員はある程度の裁量を持って働くことができます。裁量があるということは、信用してもらえているということ(と解釈し)、そして信用に応えられる自分でいよう、と思えるので私はとても働きやすいなと感じています。
シニアサービスデザイナーと働ける
プロジェクトには、シニアなサービスデザイナーさんがレビュワーについてくださるので、プロジェクトメンバーやチューター以外にもフィードバックをもらえる機会が多くあります。(つまり、得られるフィードバックの視点がたくさんある)
私はまだ入社して1ヶ月近くですが、プロジェクトでコメントをもらう機会を何度もいただき、とても勉強になっています。
終わりに、もしコンセントに入社するなら
あ、キャリア採用も新卒採用も通年で募集しているそうです…(コソッ)
自分のやりたいことや好きなことは、人に伝えられる方が良いかも
コンセントでは「自分のやりたいことが何か」を問い、問われる機会が多くあります(目標設定でも、プロジェクトでも、何事でも)。たくさんでも良いし、一個でも、どんなことでも構わないので、これがやりたい!好き!は言える方が良いと思いました。
コンセントの皆さんはきっと応援してくれます!
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。最後に、本noteを書くにあたって背中を押してくださったマネージャーのみさきちさん、メンターの松田さんにビッグラブを!
※制度は2024年4月25日時点のもの。
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