Generative AIの潮流と 「その人がその人であること」
やばいヤバイyabai…
前から「いつか自然言語でコードが書ける未来も来るのかな~」って思ってたけど、その"いつか"は思ったより早いかも。年末のChat GPTリリースからの一連の動きの中で、Point of no returnを超えた感がある。
(自然言語:日本語・英語など人間が使う言語のこと。)
我々がAIと呼ぶモノが扱えるのは論理・確率・統計。それ以外でバリューが出せる人は問題ナシ!って思ってたけどその3つでカバーできる範囲は思ったよりも多いのかもしれない。
「AIに仕事奪われる論」における"現代の古典"
まあでもテクノロジーの進歩に抗ってもしゃあないので、全身全霊で使いこなす方向性が楽しいかなと。
中間工程がどんどん巻き取られていくなかで残るものに対する仮説。
①身体性
・現地現物現場
「先週3.11に合わせて、東北の被災地に学びに行ってきたんですけど……」
②Perspective(視点)
・Critical Thinking (多角的な物の見方)
・価値ある"論理の飛躍"
③意志と美学
意志:目的意識・動機付け
(何をやりたいのか?作りたいのか?)
美学:価値基準・評価基準
(何を美しいと思うか?)
・Risk Taking
「成功率は45%なので、確率だけを見ると中止すべきなのかもしれません。どう転ぶかは分かりません。でも誰かがやらねばならんのです。これは仮に失敗する可能性があるとしても、挑戦する価値があることです。私はそう思います。ちなみに、ダウンサイドリスクは□□や△△によってある程度ヘッジできるので、一撃で死ぬ確率は低いです。○○さん、やりましょう。」
たぶん他にもある。
おまけ
[思考実験] Chat GPT法
Chat GPT×チューリングテスト×オズの魔法使い法
"オズの魔法使い"として、Chat GPTの裏側に入って(紛れ込んで)質疑応答を受けた際に、利用者に「普通のchat GPTとはなんか違う」「コレ絶対人だろ」「ていうかあの人だろ」と思わせることができるか?
上記の①②③もそうだが、「その人がその人である」ことがこれからも持続する価値の源泉なのではないかと考える。ここのコアを抑えられれば、Generative AI などのツールを使いまくって色々なものが創れるこれからの世の中はきっと楽しめる!
安宅先生による知性に関するコラム。コンパクトだが、超面白い。必読。
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