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【毛沢東戦略】中共軍の損害2-「井岡山の闘争」

毛沢東は、「井岡山の闘争」において次のように述べている。

それにしても、銃はめったに失わないが、兵士は負傷、死亡、疾病、逃亡があってずっと損失しやすいので、兵士の増加と銃の増加とはやはりつり合いがとれない

毛沢東「井岡山の闘争」1928年11月25日
(『毛沢東選集 第一巻』外文出版社,、1968年、101項)

銃の損失よりも、兵の損失が圧倒的に多いのだという。

中共軍は慢性的に極端な兵器不足であったことで知られている。
それでも、兵員損耗の方が深刻な問題だというのだ。

また、銃の損失が少ないのは、おそらく徒手兵の活躍によるものだろう。


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