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終戦前の中共航空8ー数機の航空機とパイロット

スノー(131項)によれば、第一次国共内戦において中共軍は「蒋の飛行機を数機捕獲」し、「三、四名の操縦士」を有していたものの、「ガソリン、爆弾、それに整備員はもたなかった」という。

数名のパイロットが中共軍に参加していたこと、これに対して「整備員」はいなかったとする点に注目したい。
「空軍」の芽が出ていたとは決して言えないが、「空軍」の種はこの時期からまかれていたと思われる。

参考文献

エドガー・スノー『中国の赤い星 増補決定版 』筑摩叢書、1975年、194項。

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