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新成人へのメッセージへ、心ふるえた今日

成人の日のきょう。毎年楽しみにしていた広告があります。それはサントリーの新聞広告です。

(著作権の兼ね合いか、リンクを貼ることが出来なくて。お手数ですが、どうぞ検索し、読んでくださると幸いです)

作家である伊集院静さんが、新成人となる人たちへ向けて書いたメッセージ。社会の厳しさとその厚み。そしてそんな世の中で生きていくための、幹となるような大切な思いを教えてくれる、厳しくもあたたかい文章です。

とても骨太ゆえ、その強さへ一瞬怯んじゃうこともあるんだけど。でも必死に食らいついていきたい、かっこよさがあって。

読み進めるうちに、その深い懐へ飛び込み、泣きたくなってくる。きっと、やさしさを感じるからなんだと思います。魅力あふるる言葉たちです。

伊集院静さんは昨年お亡くなりになられ、今年の広告が最後です。2024年は無いと思ってました。だから有ると知ったとき、とても嬉しかった。そして噛みしめるように読みました。

2000年から始まった、この企画。2012年までをまとめた本があります。昨年、偶然知り、取り寄せて買いました。

重みがあります。グッときます。

仕事に挫けそうなときほど、もうダメだと感じた時ほど、効いてくる。読み終えた時、堰を切りこぼれる涙があるかもしれません。

わたしは通勤の電車内で読んでたのですが、泣きそうになって、何度本を閉じたことか。胸が熱くなります。

サントリーの広告ゆえ、メッセージはいつも、お酒での乾杯にて締めくくられてて。語り合う人がいる。自分と語り合う一杯もいい。お酒を酌み交わせるのは、大人になった証ですね。

わたしなら、新成人のころの自分へ何を言いたいだろう。語り尽くせない思いがいっぱいある。だからまずは何を話すでもなく、ただ一緒にお酒を飲んでみたいな。

では また

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