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突き放すでもなく、無視でもなく。そっと存在を認めたい

先日、知人と「ネガティブな気持ちのときは、どうするのか」というテーマで話してて。忘れたくないトークでした。だから本日は、備忘録note。

そもそもわたしは、「イヤな気持ちよ。すぐさま、どっか行けー」と念を込めるタイプで。一方の知人は、ネガティヴにとどまる。

えっ? とどまる? まさかの停止てこと?? ビックリでした。

とどまると言っても、何もしないわけじゃなく。やっぱし悶々としたり、自分を否定しちゃったりもするそう。

でも、わたしからみたら、じっくり感じてるように思えて。もしかしたら、辛さの深みをもっと体感してるような。聞いててそんな気がしました。

わたしと決定的に違うところがあります。時間です。制限を設けてない。途方もない長い時間をかけて、感情と向き合ってる。

それも軽い気持ちへ加工することなしに、イヤのまんまと一緒にいるんです。すごい。「そうしてみよう」なんて、微塵も浮かんだことなかった。驚きでした。

そういえば感情って、コントロールして生まれてきたもんじゃない。気づけば怒ってるし、泣いてるし、笑えてもくる。どこまでも自然発生。

湧いてきた思いを、「こっち必要」「こっち不要」て分別するの、賢いようで、どっか冷たい。この会話を通して、初めて思いました。

せっかく何かの縁で感じたんだもの。心ゆくまで味わおうか。そんな心意気を知人に感じて。なんて豊かな受け取り方。そりゃ表現の幅が広がるわ。納得の感心です。

そんな知人からの、忘れられない言葉をご紹介。
「いつかはきっと、そうじゃない日が来るから」

途方もない“いつか”を待てること。信じられること。すごい素敵。自分へやさしいなあ。どの感情も否定せず、受け止めてる。ほおおーて感心です。

ネガティヴを邪険に、毛嫌いするんじゃなく。来たもんは、まぁ、しゃーない。気が済むまでおったらええ。そんな感じで、突き放すでもなく、無視するでもなく。そっと存在を認める。

そんな温かさを、わたしも自分へ持とうと思ったのでした。

では また

#66日ライティング
#みんなで書く部

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