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ちょっとでも真似したい、カッコいい考え方

唐突ですが、わたしは結婚してません。縁遠くて。でもなんでだろうなー。さっぱり原因はわかってません。

過去に2回、尋ねられたことがあります。
「もしかして、女性が好きですか?」
ブッて思わず吹きました。予想外でした。

そのとき思ったのは、「いい世の中だな〜」て。受け入れようとしてくれてる、わたしを理解しようとしてる。尋ねた人の、そんな姿勢を感じたからです。よく考えれば、ただの好奇心だったかな。ま、いっか。

わたしには弟が二人いて。この二人もねえちゃんの恋愛下手をとても理解してる。かつて失恋したとき言われました。「男は5億人いる!」。励まし方がなんと荒い。まあ、とても心配してるんだろな。

ただ最近になって、思うところが出てきました。自分の思考パターンが理由じゃないかなって。

「かくあるべきだ」のような、がっちりしたイメージというか。答えみたいなものを胸にしっかり抱き、目の前に来たものが違おうもんなら、バッサバッサと切ってきた気がします。

でもここで思い返してください。あなたの人生、ほんのちょっとだって、あなたの思い通りになったことがありますか? わたしは少しもありません。

じゃあ思い通りにならなくて、つまらない人生だったか。そんなことも無い。楽しいこともありました。喜んだことも、もちろんあります。

うーん。自分の中で相反する意見ありです。

そしたら偶然、テレビでよい言葉を聞きまして。なので、ここでご紹介させてください。

「個性豊かな俳優さんの特性を活かし、一本の作品まとめるのは大変じゃないですか?」
ある方が映画監督さんに質問されてました。

そしたら、その監督さん。こうおしゃってて。
「まとめようとしてません。歪なまま、そのままにする」
「その場で出てきたものへ直感的に『いいね』など判断してくだけです」
「(俳優さんなど皆んなが)作品への愛を持ってやってることだから」

じーんとしました。自分が思い描いた理想という型にはめて、映画を撮るのではなく。その場の臨場感を大切にする。パッと降りてきた自分の直感に信じ、判断する。それほどの信頼を置けるのは、現場のみんながその作品へ愛をもって制作してるから。

わたしも頭の中のイメージへ逃げ込むんじゃなく。目の前をありのままに見て、「そのまんまであっていい」と受け止め、自分を信じて考えていきたい。

すんごいカッコいいことを言ったけど。ちょっとでも真似っこしたいなて、思ったのでした。

では また

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