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次世代NFTを活用したNFTプロジェクト「ASUR」

Asurは、次世代NFTのコンセプトに基づいて作成された666の手描きNFTのデジタルコレクティブルです。AsurはTezosブロックチェーン上のエンドツーエンドの自律的エコシステムであるため、既存のすべてのプロジェクトがひとつのまとまったエコシステムに結集するユニークな機会を提供します。

NFT市場の近況

8年前、最初のNFTがミントされ4ドルで販売されました。5年前には、CryptoKittiesがきっかけでNFTが広く認知されました。それ以来、私たちは何千ものNFTプロジェクトの成功を目にしてきました。Beepleの6900万ドルの作品からBored Ape Yacht Clubまで、NFTの市場は何度も進化を遂げてきました。
この進化に伴い、NFTはデジタルアートを超えるものを提供することになりました。
デジタル空間は、物理的な空間よりポテンシャルがありますが、まだ完全に活かせていません。現在のNFTプロジェクトは、NFTがもつ真の可能性を引き出す手段を持っていないからです。
現在、ほとんどのNFTプラットフォームは、NFTを単体として市場に投入しています。このやりかたは、NFTのアップグレードの可能性を制限しています。その結果、クリエーターは安定したキャッシュフローを得るためにNFTを増産し続け、価値の希薄化とNFT市場に供給過剰を招いています。類似のNFTが次々と市場に投入されることで、NFTのコア部分に悪影響が及んでいます。これらを裏付ける統計がいくつかあります。
●      NFTプロジェクトの大半は消滅し始め、流通市場での取引は1%未満
●      NFTの平均価格が、2021年11月のピーク時から48%以上下落
●      Openseaの販売量は過去1ヶ月だけで72%減少し、2億6000万ドルを記録。これに対し、2022年1月のマーケットプレイスの総取引高は48.6億ドルだった。
●      イギリスプレミアリーグのリバプールのNFTは2022年4月に展開されたが、1週間で売れたNFTコレクションは全体のわずか5%となり、失敗に終わった。

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現状の課題

1. 現在のNFTモデルは、本質的に限界がある。
2. 没入感が欠けているため、価値を高めることができない。NFTは本質的な価値を持っていない。
3. プロジェクトはユーティリティを生み出しているが、そのユーティリティはNFTの本質的な価値を決めるアンカーを持っていない。
4. プロジェクトは、人為的な希少性に基づいてNFTを作成し始めたが、このモデルはもはや機能していない。

各プロジェクトは、NFTを利用して価値を作りだし、移転するための革新的なアプローチを必要としています。この空間は計り知れないポテンシャルを秘めていますが、手段が不足しているのが現状です。
価値を得るために転売する必要性をなくし、クリエイターが安定した収益を得られるソリューションが必要となっています。

解決策

上記のような課題に対する根本的な解決策が求められています。
NFTのコンセプトを進化させる新しいモデルがAsurです。
Asurは、次世代NFTを開発し、NFTの見方や体験の仕方に革命を起こすアイデアを開拓しています。次世代NFTは、NFTのインタラクティブな機能を引き出し、活用することを可能にするオンチェーンのスマートコントラクトインフラです。次世代NFTは以下の特徴を持つ没入型NFTです。
●      NFTを通じた双方向の価値移転が可能
●      NFTのマルチポイント相互作用への変換
●      エコシステムの既存のソリューションやツールを活用

仕組み

Asurは次世代NFTのコンセプトのもと、Tezosのエコシステムにある既存のツール、アプリケーション、サービスを活用する予定です。
さらに、Asur NFTはタスク報酬システムで機能します。NFT保有者は、既存のエコシステムのプロジェクトを利用して、割り当てられたタスクを完了し、報酬を受け取ります。例えば、Tezos DEXに流動性を提供するタスクの場合、NFTのステーク権へのアクセスが報酬となります。
このモデルにより、NFTの保有者とクリエイターのエコシステム利用がかつてないほど開放されます。インフラとその仕組みについては、今後のブログで引き続き情報を公開していく予定です。
 
ご質問等はメールcontact@asur.worldまたはTwitterのDMにて承ります。

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