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直接会えないからこそ何ができるか

今年1年間リモートワークが続いたからか、
直接人と会う時に今まで以上に自分の心が震える。
(直接会った人からは「表情や行動にはあまり変化なくない?」って感じると思いますが心臓は結構バクバクですよ。)

相手のニコッとした表情。落ち着いた声。
釘付けで眺めている目。さっぱりとした石鹸の匂い。

直接会ったときにビビッと五感で伝わる情報を
リモートワーク になり遮断されたことで、
個人的には人と会う醍醐味を削がれた気がした。

社会人になってお客さん向き合いをする中で、
今までは会社に訪問し会議や定例会を行っていたが、
今年からは初っ端からお客さんと
リモートで関わることになり正直戸惑っていた。

ぼくとしては、お客さんによって態度や仕事に対しての向き合い方を
変えることはプロ意識から外れることだと考えているが、

この人のために、商品のPRを伸ばし、売り上げに貢献したい。
このお客さんともっと良いものをユーザーに届けたい。

上記のように思えるか思えないかは、
そのお客さんの人柄、会社・商品に対しての熱量やストーリーなどは
少なからず関係している要素だと個人的には考える。

このことについて悩んでいたため上司に相談した。
そこで言っていただいた内容として

リアルで会えない、情報が伝わりづらい状態だからこそ、
日々のコミュニケーションの取り方や向き合い方を
寺島の方から変えてみたら、少し違った視点が見えるかもよ。

お客さんの立場に立ったときの視点を
よりイメージすることをご指摘いただき、実践してみた。

実際にその助言をいただいてから自分の中で
3点を意識してお客さんと向き合ってみた
(ちなみにぼくのお仕事は広告代理店の運用コンサルタントです。)

①運用の実績に対しての要因を定例会などで丁寧に細かく伝える
②お客さんが違和感や理解が追いついていないときに納得するまで説明する
③運用実績や施策の進捗に対してリスクヘッジを行い、期待値を調整する

全てを完璧に行えたかというと客観的に見てまだまだな部分でもある。

だけど、実際にお客さんからも少しづつ信頼していただき、
「もっとこうしたい」と対等に提案でき始めていきぼくも自信がついた。

また、定例会や普段のMTGでのお客さんの表情や声の様子から
「今どんな感情なのか何を求めているか?」を
より敏感に察する
ことが増えていった。

冒頭で話したようにリモートワークで
「人と会う醍醐味が削ぎ取られた」のは事実。
しかし、直接会えないからこそ、
相手の考えや言葉以外でのシグナルを
どのようにして読み解くかについて深く向き合えた瞬間
を体験できたのは
今後の社会人人生でも大きな糧になると信じている。

でも、やっぱりぼくは直接お客さんやお仕事をする人と会って
仕事や何かを進めることがスキだな(笑)

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