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妄想幸せ学①幸せな国ってどこだろう?

ご無沙汰しております。ベスことナガイです。

今の個人的興味に「幸せや幸福に生きる」ための考え方を知りたい、という想いがあります。

人それぞれ感じ方や幸せの定義は違うだろうなと知りながらも、通説を知るのは自分の幸せを考えるのにいいのかなと思いまして。
幸福学の本や、ポジティブ心理学、さらには人の心理を知るのがすごく楽しいです。

今回ちょっとずつ記録に残していくにあたって、まずは昨年はじめに書いた「国ごとの幸せの感じ方って違うのか」を気にした時のブログを再掲します。

ここからは、2020/6/4に初回公開したブログの一部抜粋でお送りします。


◆自分の働くを考えるなら他国の働くも知ってみたい

さて、この歳になり、自由研究をしたくなりました。

変わりつつあるとはいえ、日本のまだまだ根強く残る

・出社してその時間会社にいるのが仕事
・定時に帰るのは罪悪感が残る

という風潮が肌に合わず、これからのライフスタイルを模索する毎日です。

ただ、これらを語るには世界を知らなすぎるな、と感じております。

私の渡航歴はグアム家族旅行とフィリピンくらい。

2018年に度胸試しにぼっちでフィリピンへ一週間だけ行きました。

たった一週間でしたが、それでも陽気に暮らしている人たちが印象的で。ちがう文化に触れるのは、自分の当たり前を見直す大切なことだと感じました。

だから、"日本の「働く」に文句をいうなら、まず海外の「働く」も知って、理想の「働く」を考えた方がいいんじゃない自分"と思った次第です。

とはいえ、どの国が幸せそうに働いているのかすらわからないから、まずは幸福度の高い国ってなんだろうという観点から考えてみようと思います。


◆幸せな国っていったいどこ?

まずはWEB検索です。

幸せな国と調べると幸せな国ランキングが出てきます。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%B9%B8%E7%A6%8F%E5%BA%A6%E5%A0%B1%E5%91%8A
世界幸福度報告 - Wikipedia
ja.wikipedia.org


毎年国際連合が幸福度ランキングを発表しており、日本は62位とのこと。

順位としては、

一位がフィンランド。

それ以降はデンマーク、スイス、アイスランド、ノルウェーと続きます。

北欧にある国がトップに連なっているんですね。

じゃあそれらの生活を紐解いていけば、幸せな働き方もわかるかも…?

ここで気をつけなくてはいけないのが、ランキングのつけ方。

観測基準として、以下の項目が挙げられています。

・人口あたりGDP(対数)
・社会的支援(ソーシャルサポート、困ったときに頼ることができる親戚や友人がいるか)
・健康寿命
・人生の選択の自由度(人生で何をするかの選択の自由に満足しているか)
・寛容さ(過去1か月の間にチャリティなどに寄付をしたことがあるか)
・腐敗の認識(不満・悲しみ・怒りの少なさ、社会・政府に腐敗が蔓延していないか)

社会保障がしっかりしている国が上位に入りやすい傾向にあります。

そして西洋的価値観で指標が決められていること。

幸福に働けるかを気にした時に、切り口がそれで正しいのかがいまいちわかりかねます。


◆国民幸福量を意識しているブータン

もうひとつ指標を考えてみます。

GNH(国民幸福量)を初めて取り入れた国としてブータンが注目されています。

本当かは不明ですが、幸せな国ともいわれています。

(ちなみに幸福度ランキングにはブータンは上位に入ってきません)

GDPではなくGNHを重視している国。

ブータンの提唱するGNH(国民総幸福量)とはざっくりいうならば、「経済的な豊かさではなく精神的な豊かさを重んじる」とのこと。

価値観が経済国とは根本的に違うようです。

GNHのは以下の観点をもって調査して決めます。

しかもこれは、国民へインタビューするためとても労力がかかるのだとか。

☆4つの柱 (4 Pillars)
持続可能な社会経済開発 -Promotion of sustainable development-
環境保護 -Conservation of the natural environment-
伝統文化の振興 -Preservation and promotion of culturalvalues
優れた統治力 -Establishment of good governance-

☆9つの指標 (9 Domains)
心理的幸福 -Psychological Wellbeing -
時間の使い方とバランス -Time Use and Balance-
文化の多様性 -Cultural Diversity and Resilience-
地域の活力 -Community Vitality-
環境の多様性 -Ecological Diversity and Resilience -
良い統治 -Good Governance-
健康 -Health-
教育 -Education-
生活水準 -Living Standard-

そりゃ他の国では取り入れられないよなと思う反面、国の文化も重要視していることがうかがえます。

何をもって幸福かが違うので、他の国では重要視されないことも多いのだろうなと思いました。


◆幸せに感じている=幸せに働いている が成り立つのか

さらにはHPI(地球幸福度指数)という評価基準をとある財団を作っていたり。

(詳細は割愛)

素人な私は困りました。

どれを意識して幸せに働いている人が多い国を仮定していけばいいんだ!!!!

これだけでは、幸せだから幸せに働いているともいえないだろうなと思いました。

そこで…

今回の簡単な調査をもとに、今後の研究方針をこのように考えました。

①代表的な国を決め、働き方を洗い出してみる

・社会保障がしっかりしている国
・経済の発展途上、特にITの技術発達のスピードが速い国
・GDPの高い国
・勤務時間が短い国(4時には終わる国がどこかあったはず)
・幸福度の高い国も一応対象

②それぞれを複数の軸で比較(スタイル・勤務時間・給与等)

③可能であれば、さらに働き方の満足度も調べる

④個人的理想の働き方をしている国を決定!

⑤そこから、文化も考えてみる

果たしてどのくらいの期間でできるか、不安なようで楽しみです。


2021年の私による補足

当時は海外に長期滞在してみたい欲求があったため、他の国の文化に興味がありました。
ただし、ご時世的に世界に目を向ける気力が当時よりも減ったため、普通に日常を生きる上で自分がどういう行動や心持ちでいることで幸せと感じられるかに重心を移動させていきたいなと思っています。
(よって、上記の研究を直近でやりきる予定はありません)

ちなみに最近読んだ本で、16時には仕事をあがるような暮らしをしている国でも実際の生活は質素だったりするという、理想と現実は非なりと考えさせられる記述もありました。

それではまた。

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