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自分本位でなにが悪い

緊急事態である…。本日は違うネタでnoteを投稿しようと思っていたが、書きたいことが割り込みで突如発生してしまった。

数日経ち少し落ち着いてはきたが、これ書く内容がネットスラングでいう「お気持ち表明」のニュアンスになってしまうかもしれない。
そう感じたらそっとブラウザバックを推奨する。

よくわかる概要:ナガイ氏、面接に落ちました

さて、今週実施したとある急成長中IT企業のオンライン面接(二次)について、次の日にはお見送りとの連絡がきた。
エージェント経由の応募であれば、落選理由をフィードバックしてくれることが多い。結論から申し上げると、その理由は腑に落ちていない。

応募職種に関する理解は評価された。似た業務は以前もしていたため当然といえば当然だ。
問題は懸念点。(表現は若干ぼかしている)

・顧客視点を感じる部分が少なく、マッチしないと感じた※自分本位な印象を受けた。
・チームに馴染める印象も持てなかった

んん?
んんんんんんんんn?

すごいいわれ様である。
まぁつまり自分本位だからダメなのですね…。

その日はしばらく泣きながら仕事をする羽目になるのだった。
(それでもリモートワーク、さらには在宅勤務なのでまったく問題ないのだ)

顧客のために働くのに疲れた

転職理由の話をするとしよう。
まず第一に、私は今の仕事において「自分を殺して働き続けている」状態である。むしろ顧客ばかり見ている。

夏に今の会社に転職し、顧客常駐(リモートだけど)でシステム開発のプロジェクトを円滑に進めるためのあれやこれをやっている。
エンジニアやリーダの見逃しをひたすら拾って、対応してほしい他部門へ投げていく…。ボール持ちが誰かわからず放置となって、後に問題になることもある。

この仕事において、「滞りなく・トラブルなく」を実現するために考えて自ら動くことはある。しかし、プロジェクト「そのもの」に決定権は全くない。

つまり、やりがいをどこに見出したらいいかわからなくなっている。自分の存在意義を見失ったわけだ

率直にいってしまえば、現在のプロジェクトはコミュニケーションが希薄でうまく動けていないし、あまりよく思われていない悲しい自信もある。

プロジェクトを変えても上記の根本解決にはならない。
そして、前回の転職理由にしていた「自社の成長に貢献すること」もできていない。自社のために活動する時間も無理やり作っているのだが、その時間でやれといわれたのが「SES営業(簡単にいうと人をプロジェクトに派遣する営業)」。私の考えていた貢献と方向性が違っていて(詳細は省くが)、ぶっちゃけ苦痛である状況。

まとめると、人のために働くことに疲れている状態である。もっと自分が素直に意見を発して、仲間とともに仕事ができるような環境へ行きたい…。
だからこそ方向転換して、事業会社へ転職しようとしていた。

自分という土台ができていなければ、他者を慮るできない

キャリア、さらには自身の生き方を決めるには、

・自分がどうしたいか
・自分はどうありたいか

などは欠かせない要素だろう。
私も腐るほど自己分析や見つめ返す機会を作っていた。
自分の人生は自分中心でしか生きられないので、どうしても自分視点となる。
(もしかしたらパートナーや家庭を持っていると、もうすこし違う視点を持てるのかもしれないが、そこは見逃してほしい…)

自論でもなく通説だと思っているのだが、「自分を満たせていない人間が他人のために動けることはできない」のではないか。

仕事を通して色んな人に感謝されることもしたいし、仕事に関わる人を尊敬しながら助け合っていきたい。
だが、そうなるためにはまず「自分がどうするか」はナシに考えることは難しいと思う。

この頃はプライベートで人と話すときに、自分のことばかりになってないか不安になることも確かにある。

ただし、この間の面接で話した程度で「自分本位」と思われてしまうのならば、その会社の共感していたはずのビジョンは綺麗ゴトなのではと私はむっとしてしまった。

「面接」という文字の呪い

さて、拗ねに拗ねていた翌日の朝に、いつも聴いているラジオで面接の話題が出ていた。

『うまく喋ろうと思うよりも、相手のことを知ろう。どうしてこの人はこの会社にいるのだろう、などと考えるだけでも自然と話すことは出てくる』

あぁ、あの面接はできてなかったな。
聴きながらそう思ったのだ。

大学生の頃から面接は苦手だった。今回の面接も、あまり伝えたいことが伝えられてなかったと反省している。正直ビビっていた。

しかしもっと立ち戻ると、転職しようと思ったときに決めていた「面接での対話を通して、納得感のいく会社に入りたい」という点があまりできていなかったことに気付く。

理想のイメージは面談。相手から精査されるのではなく、すり合わせをしたうえでどちらかが合わなければ「縁がありませんでしたね」で終わればいいだけの話だと思う。
面接という言葉だけで身構えてしまうのだ。

実際のところ、面接って質問をされて返答をしていくと、「自分が~したい、自分が~することで〇〇に貢献したい」といった回答になりがち。
ある程度自分中心の話になるのは致し方ないと、やっぱり私は思う。


うーむ、腑に落ちない。

これまで会社員に擬態してきたが、いよいよ不適合者になってしまうかもと思いながらこのエントリーは終了したい。南無。

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