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人手不足の台湾、ついに「刀削麺ロボット」登場

人手不足というと日本の専売特許のように思ってしまいがち。ただ女性が生涯に産む子供の平均を示す「合計特殊出生率」を調べると、台湾は長らく日本を下回っている。

ということで台湾でも日本と同じく、最先端技術を投入して人手不足の緩和をめざしている。

その現場を目撃してしまった。2月中旬、場所は台湾南部の台南である。

なにやら怪しげな「機器人刀削麵」の看板。機器人はロボット
なにやら左側にいるぞ。「お腹すいた? ロボットに麵を削り出すのを助けてもらおう!」と書いてある
登場したのは刀削麺ロボット! まずは金属プレートのうえに小麦粉の塊を設置
ボタンを押すと機器人が麺をスライスし始める

動画は当日のこちらのツイート↑からご覧ください。シュール!

店内はこんな感じ。まあ普通…
味も普通のおいしい刀削麺でした。紅燒牛肉麵(160元=710円弱)

ロボットで人件費を削減しているはずだが、それでも昨今の原材料高には抗えず、このお店も相次ぎ値上げをしているようでした。

このお店、もともとはGoogleマップをぼーっと眺めていて見つけたお店。

よく考えたら刀削麺の麺をほんとうに人間が刀で削っているお店なんて高級店以外はなくて、きっとどこでも機械化している。でも、ちょっとした小学生レベルの工作を施すだけで、「機械が」じゃなくて「刀削麺ロボットが」麺を作っていることになる。多少遠出してでも足を運びたくなってしまう。おもしろい。


【2023/02/16の日記】

お昼はT-Bikeに乗って、↑で紹介したロボット刀削麺のお店へ。

その後、さらにT-Bikeをこいで奇美博物館にまで足を伸ばす。台南生活が残り少ないので一応行っておきたい場所の数々へ一応行っておく日々。

机に向かっての勉強時間は1時間06分。

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