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「台南では激レア」国民党の春聯ゲット

前回紹介した春聯。いちばんよく見かけるのは政治家名義のもので、民進党地盤の台南では民進党系ばかり、と書いた。

が、見つけたのである。国民党系の春聯を。

とはいっても民家の玄関先に張り出されていたわけではない。

たまたま歩いていて通りかかった、国民党所属の政治家・謝龍介の活動事務所前。その入り口に「ご自由にお取りください」と置かれていた。なお謝龍介というのは昨年11月末の台南市長選に出馬して、民進党の黃偉哲に負けはしたものの、だいぶ躍進した人物。

謝龍介の活動事務所。わたしは丹丹漢堡という台湾南部にしかないファストフードチェーンで昼食にしようと思って歩いていたときに通りかかった
オープンな活動事務所。正面には謝龍介が馬英九と並んで撮った?写真がある
事務所前のテーブルでなにやら配っている…
自由に取ってください、だって。春聯もあるし、団扇もある

なるほど、こんな感じで政治家って春聯を配るんですね。

家に帰って広げてみた。

謝龍介の事務所で配っていたものであるにもかかわらず、2008年から台湾総統を務めた馬英九の名義だった。隣の周美青っていうのは馬英九の奥さんみたい。

それにしても。謝龍介自身が馬英九に政治的に近い人物らしいけれど、馬英九って基本的には過去の政治家。いまの国民党党首は全然違う人である。

それでもこうやって春聯を印刷して配る立場にあるってことは、まだ政治的影響力があるってことなんですかね。詳しい人に解説してもらいたい。

春聯と関係ないけど、キーホルダーもあったのでもらってきました。レア物だ。

台湾では少額ならば有権者に贈り物をしていいことになっているらしい。上限30元だったかな
コレは謝龍介さんが台南市北区選出の市議会議員だったときのもの。以前のノベルティが余っていたんだろう

【2023/01/19の日記】

机に向かっての勉強時間は1時間11分。

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