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君は、イオンリカー自由が丘店の自由を感じたか。

こんばんは。先週の木曜日“B”ANAGURAでIPAをしこたま飲んでから、金土日と立て続けにビールを飲んだ結果、危うくビールに飲まれそうになった私です。
そして今週、月・火と断酒をしたのでそろそろ良いかなと思い、またしても行って参りました。
約束の地、イオンリカー自由が丘店へ。

はい。ご存知、イオンの経営するリカーショップで御座います。東京を中心に21店舗(2018年3月15日現在)を構え、イオンリテールの完全子会社として経営をしております。

実はこのイオンリカー、ビールの揃え方が非常に良い事に定評があります。特にナガノトレーディングが輸入しているアメリカ西海岸系のクラフトビールの揃え方が良いです。

都内各所に存在するイオンリカーですが、その中でも、品揃えとサービスの良さから自由が丘店が群を抜いております。

「なんでこれ置いてるの?!」

「このメーカー、こんなの造ってたの?!」

と言うような、貴重な期間限定品や、なかなかロットの出ないブリュワリーのビール等々を惜しげも無く陳列しています。

さらに、ビールだけではなく、ワインやウィスキーの品揃えも相当なレベルで充実しております。
残念な事に私自身、ワインについてはまだ入口に立てていない身なので、銘柄や産地の特徴等は分からないのですが、それでもかなりの種類を取り揃えていてくれているのが見てとれます。

ウィスキーについても、各地域の基本どころに加えて、台湾のKAVALAN(※参考)等、新進気鋭のメーカーも含めて、かなり良いものを置いてくれている印象です。
この辺り、ウィスキー方面とワイン方面への見識を深めたら、更に面白くなると思います。

そして、このイオンリカー自由が丘店、なんと店内にイートインコーナーを併設しておりまして、購入したお酒を+100円で店内で飲む事が出来るのです。

もう、このシステムが最高過ぎて、私はこの1ヶ月半で4回も足を運んでしまいました。今まで自由が丘駅で降りたことすら無かったのに。
恐るべし!イオンリカー=͟͟͞͞( •̀д•́)))!!

さらに併設のイートインコーナー、樽ビールを2タップ常設してくれています。私が通い出してからは、カールスバーグとオレゴン州のクラフトビールメーカー、ROUGEのポーターの2種類をずっと取り扱っています。ROUGEの樽もなかなか見ないので、貴重です。


さらに、生ハム、パスタ、アヒージョ、パニーニと言ったツマミ類も充実。

もはや角打ちを超えたクオリティです。
オーヴァー・ザ・角打ち、アバーブ・ザ・角打ち、レザー・ザン・角打ち、ビー・シミラー・トゥ・角打ち。
形容の仕方は人それぞれ、どれでも結構ですが、取り敢えず最高です。

それでいて店内100種類以上のビール類を小売価格+100円で飲めてしまうお得感。店飲みとしては安いです。圧倒的に安い。しかもスタッフの方々、当然にお酒に詳しいので、
「国産品でガツンと苦いIPAはどれですか?」
と言う私の質問に対して
「それなら、志賀高原のIPAだと思います。しっかり苦味を感じますよ。」
と丁寧に回答して頂きました。ありがてえありがてえ。

気になったビールは、その場で試します。即試します。
志賀高原IPA、確かに国産品としての上品さも保ちつつ、苦味を強く感じます(IBU60)
これなら、西海岸系IPAのガッツリ感が好きな方々にも受け入れられる一品ではないかと思いました。

と言う事で、今まで購入したビール類を一部抜粋して紹介。

サンクトガーレンのゴールデンエール。薄味のビールの中では群を抜いて好きなビールです。クラフトビールを飲み慣れていない方でも、ピルスナー感覚で違和感無く飲めるビールとして至高です。旨い!

西海岸系のクラフトビールの揃いが良いとは言いましたが、国内メーカーのものもかなり充実しています。特にサンクトガーレン (厚木)、ベアード(伊豆)、辺りの揃え方は他店に類を見ないレベルです。

同じくサンクトガーレンのバーレーワイン、el Diabloの2017年Ver.
ネット通販だと売り切れている所が多い中、まだ取り扱ってくれていました。バーレーワインならではの豊潤さと、サンクトガーレンならではの後切れの良さが違和感無く共存していて、度数10%の重さを感じさせない仕上がりです。旨い!

これは持ち帰って家で飲んだものですが、BREWDOGのDEAD PONY CLUB.
BREWDOGならではの濃厚なホップ香はそのままに、旨味を残して苦味だけを全部削ぎ落としてくれたエール。アルコール度数3.8%と、BREWDOGの中ではかなり控えめ。ゴクゴク飲めて旨い!もう一杯!

同じ BREWDOGで、DEAD PONY CLUBとは対極の存在にあるのがJACK HAMMER.
IBU200と言う驚異の苦味。とは言え、ただ苦いだけでなく、旨味と香りもしっかりと感じさせてくれる一品です。苦い!もう一杯!


ツマミは生ハム。¥200と言う驚きのお値段。安い!もう一皿!

自由が丘店、営業時間は年中無休で10:00〜23:00です。
つまり、昼飲みにも、ランチのついでにも、待ち合わせの時間潰しにも、1次会始まる前の繋ぎにも、1軒目でガッツリ食べて飲んでも、2軒目で軽く仕上げても、夕飯ついでのチョイ飲みでもと、驚異の汎用性を発揮してくれると言う訳です。

或いは、初めてのデートが自由が丘だったとして、食事 or 軽く酒飲む なんて流れになった際、女性側が
「私、自由が丘で知ってるお店あるから行ってみる?」
などと言って、誘ってみたとしましょう。連れて行かれた先が

↑これだったら、世の男衆は期待値どころか尿酸値もレッドゾーンに突入しますね。プリン体摂るな。

はたまた男性側から
「自由が丘なら(ビールの)美味しいお店知ってるから行こっか?」
なんて女性側を卒なく誘い、颯爽と連れて行った先が↑これだったら、女性からは
「こ、此奴...できる....!!」
と思われること必至です。
できる男はだいたい尿酸値が高いんです。
これは刀の達人同士が、初太刀で互いの力量を一瞬で把握する感覚に近いと言われています。異論は認めます。

例えデート相手がイオンリカー自由が丘店の事を知らなくて
「なんで初めてのデートでわざわざイオンなん?!?!💢💢👊」

と思われたとしても、心配は無用。

「良いか!良く聞くんだ!イオンリカーは凄いんだぞ!何が凄いって、主に資本力が凄いっ!!」
と、小煩い説教をするまでもなく、入って15分もすれば

「じゃぁ私(俺)は次、YOKOHAMA XPAっ♪」

と、相手が上機嫌になること請け合いです。

イオンリカーを制する者は自由が丘の初デートを制します。ただし責任は持ちません。感想と結果は呑兵衛マガジンまでお寄せください( ›◡ु‹ ) ˄̻ ̊

話が逸れましたが、飲みきれなかったビールはお土産として買って帰りました。

サンクトガーレンのUnangel、けっこう貴重なビールな為に、開栓のタイミングに迷います。賞味期限が2022年なので、いっそのこと、その頃まで冷蔵庫で熟成させてみようかとも思っています。バーレーワイン、ウィートワインは寝かせると味わいが変わって来るとの事なので、変化を楽しむのもまた趣だと思えます。

とか言いながら、半年後ぐらいに開けてしまう姿が容易に想像できますが。

本気を出せば、イオンリカーだけで半日ぐらい居られるんじゃないかと思います。
使い勝手の良さから、私自身1人でフラッと寄って飲む事が多いですが、屈強なビーラー(※ビール好きな人の意味)3〜4人で行ってシェアしまくるのが最も効率良く、味わい尽くせるのではないかと目論んでいます。我こそはと言うビーラーの方々、是非とも乗り込んでみて下さい。

こうやって、雑に飲めるのにハイクオリティな店を知ってしまった私のエンゲル係数はますます上がって行くのだと思います。既に、次に行ったら何を飲もうか楽しみです。

いつものビールより少し贅沢に。ビール好きは、五千円札握りしめてイオンリカー自由が丘店へ。週末大人遠足が始まります🍺🍺🍺

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