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私が持っているモノ。


ご無沙汰しております、ヒナタユウです。

久しぶりにnoteを開いたということは、
いつもオモテ向きなSNSに書かないことを
書きたくなったと言うことです。

特に公表、っていうほとでもないと思っていて
公に書くことがなかった「わたしこと」についてお話します。

わたしは、
パニック障害、
身体表現性障害を持っています。

はじめて発症したのは18、19歳の頃。
その頃の症状は過呼吸、広場恐怖症で
電車に数分乗ることもできませんでした。

その頃、一度心療内科の病院に行ったものの
先生や看護師さんの対応に不信感があって。
不安でいっぱいの中行った病院だったので
その不信感の中で通うことができず
その頃は治療という治療をせず
自力で自然と克服していきました。

それから7年。

その7年の中で、
たくさんの出来事がありましたが
子供のおかげで楽しく過ごしてきました。

そんなとき。
とある会社に勤めていた頃、
突然会社に行くとパソコンの
文字が読めなくなってしまいました。

以来、血の気が引く感じのパニック、
立てないほどの回転性の強いめまいが出現、
新しく心療内科を受診し、ドクターストップ。

その会社では
毎日毎日誰かから誰かへの罵声が飛び交い、
人間関係も悪い環境で
騙し騙し仕事をしていた日々の中
かなり無理をしていたんだと思います。

一時期は薬も効かず
毎日泣きながら症状と戦って
MRIや血液検査、胃カメラ、
ありとあらゆる検査をして
一つずつ不安要素を取り除く日々。


その後、二ヶ月の療養をし他社に復職するも
仕事環境も段々ひどくなった悪環境の中、
メニエール病、偏頭痛、胃痛と悩まされ、
結果、パニック障害を再発し、体調を崩し
再びドクターストップがかかってしまいました。

今思えば、一番大切にしたい「子供」のことも
おざなりにせざるを得なかった仕事量で
心に余裕がなくなってしまい
大切にしきれなかったことにも
負い目を感じて苦しかったんだと思います。

そんな今は療養して五ヶ月になり、
今でも不調はありますが
おかげさまで良くなっており
少しずつ活動もしながら過ごせています。

わたしの今の症状は
めまい、吐き気、不眠、パニック発作。

まだ症状があり
服薬治療をしているため完治までは行かず。
それでも日常は随分楽になりました。

それもこれも、
苦しんだ環境があった反面、
支えてくれる環境があったからこそ。
そのおかげで今笑えたり穏やかに過ごせる
時間があるのだと思うと感謝でいっぱい。

目に見えるものでもなく、
普通にしていることもあれば突然やってくる不安。
これからどうなっていくのかという不安。

色んな思いで
不意に襲ってくる不安と戦いながらも
とにかく自分に優しくすること、
穏やかに過ごすことを意識しながら、
今は薬を飲まず過ごせる日々を
目指して過ごしています。


これまで、ほんとに辛かった。

でもこの経験があったからこそ
救ってくれた人にはすごく感謝をしているし、
自分のことを改めて見つめ直すことができたし、
この病気や同境遇の人への理解を感じるようになった。

得たものは、苦しんだ以上に大きいと感じています。

そのことを糧に、
もらったものをきちんと返していけるよう
これからも療養に励んでいこうと思います。

ここに書くことで、
わたしが今を生きている記録にして
いつかあんなときもあったなぁと
読み返すことができますように。

ここまで読んでくださった方、
ありがとうございました。✨

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