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2023年03月13日(月)

 おはようございますこんにちはこんばんは、なるせです。
 12日(日)は飲んだ後、やっぱりどうしても自分の部屋に帰りたくなくて、さわさんのおうちに泊まらせてもらえないかお願いしたんです。サシで飲んだのも初めてな部下に急にそんな事お願いされても困るよな、断られるだろうな、と思いつつ。
 で、案の定断られたのですが、「なるせくんにとってはうちも怖いと思うから」と。
 はて? どういう理由よ? と頭の中がハテナマークだらけになったのですが、さわさん、いわゆる「事故物件」に住んでいるんだそうで。
「ええ? なんでわざわざ? 家賃が安いからとかですか?」と訊いたら、「三ヶ月かけて浄霊をする」と。
 じょうれい? じょれいではなく? と再び頭の中がハテナマークだらけに。
 で、話を聞いていくと、ご実家がお寺で、五年前にとある事(具体的には教えてくれませんでしたが)がきっかけで十年間善い行い(つまり浄霊)をしなければならない、と。
 いきなり一気に現実離れした話を聞かされて、自分がついさっきした怖い体験もだいぶ薄まりましたね。いや、それはさすがに嘘だな、めちゃくちゃ怖かったし。ただ、さわさんの話にぽかんとしっぱなしだったのは事実です。
 しかも、職場での会議で怖い話大会になった翌日に「最近変な事はないか?」と訊いてきたのも、怖い話大会よりも前(!?)から僕の後ろに黒い影が見えていて、怖い話大会の翌日にその黒い影の輪郭が濃く(!?)なっていたから、と言われて、ひぃ、と変な声が出ちゃいました。
 さわさん曰く、僕は人間にも、なんかそういうもの(どういうもの?)にも好かれるタイプらしいです。前者はともかく後者は全く嬉しくねー!
 電柱で見たの、幽霊じゃなくて人間だったかもしれない、急にダッシュし出して向こうのほうが怖かったかもしれない、いやでも怖がらせたのはそっちだしな!? なんて事も考えていたんですが、違って逆になんかちょっと笑っちゃった。
 なんかそういう、全く飲み込め切れない話を散々聞かされました。お酒も全然呑めなかったです、さわさんの話に夢中にならざるを得なくて。
 続きます。
 それでは。