昨日の事があり今日は部屋にいる時間を少しでも短くしたくて朝から出掛けていました。
　結構遅い時間になっちゃったなあ、と駅から歩いていました。
　僕が住んでいるところは最寄りの線の駅（以下Ａ駅）と駅（以下Ｂ駅）の真ん中で、Ａ駅から歩いてもＢ駅から歩いても同じくらいで、時間も結構掛かります。Ａ駅もＢ駅も結構栄えている駅なので、駅前と周辺の商店街とかは明るいんですが、そこを離れていくと結構暗くなります。
　昨日の事があるので、暗いの怖いなあ、と思いながら歩いていました。
　次の曲がり角を出ると僕が住んでいるアパートがある通り、という道を歩いている時にひとつの電柱が妙に気になって（いつもはなにも思わないです）、なんの気なしにパッと見たんです。
　暗くて最初はよくわからなかったのですが、電柱の影に人が立っていました。
　え？　なんでこんな暗い道のそんなとこに？　と思わず立ちどまって凝視していると、ぼそぼそなにか言っていて、それがはっきり聞こえてきた時に住んでいるアパートとは逆の駅のほうに走り出しました。とにかく明るくて人がいっぱいいる場所に行きたかったんです。
「見えてる？」って言ってたんですよね。

　で、今、これを書いているのはめちゃくちゃ明るくて賑やかな居酒屋です。
　全力で走って駅に着いた直後に電話が来てめちゃくちゃビビったら上司（本人が「名前を出していい」と言ってくれたので以下さわさん）で、めちゃくちゃ拝み倒したら合流してもらえる事になったので、さわさんが来るのを待っているところです。めちゃくちゃグッドタイミングで電話してくれてめちゃくちゃ助かりました。
　さっきの出来事はＢ駅からの帰り道での事なのですが、Ａ駅からも道は暗いしどこの電柱も怖いので帰りたくありません。どうしよう。